タイムトラベルしてみない?
タイムトラベル、それは時空を超えた旅行。
使用する乗り物はタイムマシン。
これまで多くの小説や映画にも出てきました。
学習机の引き出しを開ければそここそタイムマシン、というのはドラえもんの世界・・・ということは、
日本人の多くの子どもたちにとってタイムマシンは非常に身近なものと思われます。
今日は、そんなファンタジーな世界を、分かりやすく紹介してくれる本をご紹介しました。
理学博士で、物理学や天文学について多くの書籍を手がけている小谷太郎さんの最新本、
「私立時計ヶ丘高校 タイムトラベル部」。
中経出版から今年3月に発売になったこの本は、まず、表紙に魅力があります。
4人の高校生が描かれていて、本の帯には「ストーリーで学べる最先端の物理学」とあります。
私としては、これだけでまずは手に取ることにしました。
パラパラとページを開いていくと、、
目に入って来るのはブラックホールとか、宇宙、未来、コズミックなど、どれも魅力です。
読み終わって、率直な感想は「夢が広がった」です。
もし、学校の教科書がこのような作りになっていたら、
もっと早く物理学や天文学に目覚めていたかもしれません。
もし、あなたも宇宙に興味があったら、タイムトラベルを通して宇宙に近づいてみませんか?
OA曲 タイムマシンにおねがい / サディスティック・ミカ・バンド
<この一週間の星の見どころ>
今夜は「夏も近づく、八十八夜〜」、立春から88日目です。
そんな今夜は下弦の月。ただ、月が顔をのぞかせるのは日付が変わってから。
この一週間の注目は流星群です。
毎年、こどもの日前後に見頃を迎える「みずがめ座流星群」。
ハレー彗星を母天体とする流星群で、今年は5月6日(月)の未明が極大とされています。
みずがめ座の放射点が東の空に現れるのは、午前2時過ぎ。
この日の日の出は4時40分過ぎなので、見頃は3時から4時くらいまででしょうか。
目印としては、この日、みずがめ座と一緒に、新月に近い三日月が上ってきます。
月は真東で、その右隣がみずがめ座になります。
是非、ゴールデンウィーク最終日は早起きして、
月を探して流れ星を見つけて下さい。