DJモーリーのモリモリキッチン~大月おつけだんご編~
DJモーリーのモリモリキッチンでは、
大月の郷土料理「おつけだんご」をピックアップしました。
大月おつけだんごとは、昔から、農作業や家事で忙しいお母さんが、
家族のために作ったおふくろの味。
人参、大根、、ごぼう、里芋が入ったり、具は各家庭でさまざまで、
味付けも定番の味噌の他、醤油や塩ベースもあるそうです。
つまり、大月のお母さんの数、家庭の数だけ違った「おつけだんご」があるというわけで、
大月に古くから根付いた食文化、ふるさとの味というわけです。
「大月おつけだんご」の定義・三原則というものがあります
①だんごと野菜が入っていること。
②味噌味が基本であること。
③大月人が作らなくてはならないこと。
さらに<補則七ヶ条>というのもありまして・・・
①みそ味が基本であるが、醤油味、塩味、カレー味等バリエーションがいっぱい。
②大月人とは、山梨県大月市を知っている人に限定する。
③だんごはもっちりが基本であるが、かたさ・大きさは十人十色。
④さらにだんごは、地粉を推奨する。
⑤具材は、山のもの・海のもの・空のものに限定する。
⑥さらに具材は、大月地元産を推奨する。
⑦隠し味は愛情!やさしい気持ちでいただこう!
さらに詳しくは、大月おつけだんご のサイトでチェックしてみてくださいね。
さて今回は本場の大月おつけだんごを味わうべく、
大月市にお邪魔しました。
訪れたのは・・・
中華料理 八仙
大月市大月1-11-18
電話 0554-22-8538
営業時間 11:30~14:00
17:30~23:00
定休日 火曜日
若いご夫婦が営む中華料理屋さんです。
大月駅から歩いて3分、国道20号線沿いにあります。
八仙さんで食べられるおつけだんごは、
500円とお手ごろ価格、このお値段だと主食ではなく副菜?
スープ感覚?と思いましたが、ボリュームもあって、
じゅうぶんお腹いっぱいになります。
お話しを伺ってみると、おつけだんごは、主食という人もいれば、
お味噌汁感覚でという方、両方いました。
煮干のお出汁とやさしいお味噌の味で
ホッとする1品です。
大月の方にとっては、懐かしいふるさとの味、
でも市外の人でも、一口食べれば、
自分の故郷が頭に浮かんできそうな素朴な味わいでした。
最後に、八仙の内藤ご夫妻&おつけだんごの会・会長の山口さんと記念撮影。
この3人は同級生だそうで、一緒におつけだんごを沢山の方に届けるべく、
頑張っていらっしゃいます。
若い方達が協力して、わが町を盛り上げようとする姿から、
大月愛が伝わってきました。
これからも、がんばってください!!
その街の魅力というのは、実際その地に足を踏み入れてみないとわからない。
今回大月市に伺って、気づきました。
※JR大月駅から見た大月の名山「岩殿山」
素敵な町でした!
また、うかがいま~す!
2012.11.22@大月商店街