DJモーリーのモリモリキッチン~曙大豆編①~
10月19日(金)OAでは、身延町飯富大豆生産組合・組合長の佐野さんにお話を伺いました。
身延の曙大豆は、過疎化が進む山間部の集落・身延町曙地区に古くから伝わる大豆です。
大豆を10個並べると6寸(約18cm)あることから、
地元では「十六寸(とおろくすん)」とも呼ばれるほど粒がとにかく大きいんです。
見てください!!ちょうど6寸(18cm)でした。
奇跡?いいえ、昔の方はすごいんです!!
曙大豆の枝豆ホントに1粒1粒が大きくて、ここにある通常の枝豆と比べても、
ずっしりしてますし、3粒入った枝豆に対して、
曙大豆の場合、2粒で同じ位の房の大きさという感じで、とにかくデカイ!!
さらに調べて見ますと、粒が大きく育つのは、
標高660mに位置する曙地区の昼と夜の寒暖差と、
小石が多く、痩せた土壌に要因があると考えられているそうです。
地域性が強く、生産量が限られ、最盛期も短いため「幻の大豆」といわれています。
長い間、曙地区で栽培されていましたが、昭和40年代から町おこしの一環として、
町内各地で作られるようになり、町を代表する特産品となったそうです。
曙大豆を使った味噌や豆腐などの加工品は全国的に知られ人気を集めていますが、
特に枝豆は収穫期が短く、ほとんど市場に出回らないため希少価値が高くなっています。
味わいとしては、甘みが強いのが特徴です。
さぁ!曙大豆の枝豆の収穫体験と参りましょう♪
広大な敷地に、びっしりと!
これが大豆畑です。
国道52号線を走っていると、
このような光景が広がる場所がたくさんあります。
あいにくの空模様ですが・・・ズームイン!!
それを一つ一つもいでいきます。
森さんいわく、指先に力がいるとのことです。
これをザルいっぱいに収穫するのは、なかなか大変かもしれませんね。
でも、頑張りました!とりあえず、ザルにいっぱい収穫しました♪
収穫体験は、先週末で終了してしまいましたが、曙大豆の枝豆は、
国道52号沿いのJAふじかわ中富生産物直売所でも販売されています。
JAふじかわ中富生産物直売所
身延町伊沼116
0556-42-3311
営業時間 9:00~17:30
定休日 火曜日、年末年始
中富の直売所には、曙大豆の枝豆の他に、
今が旬のきのこ類も豊富にありました。
肉厚のしいたけがおいしそうでしたよ!!
曙大豆を加工して作ったお味噌やお豆腐も・・・。
お食事もできます。
写真は直売所オススメの麦とろ飯です。
お味噌汁には、曙大豆のお味噌が使われています。
美味でございました♪
今回の取材の様子は、
身延町ブログ「身延Life」10月18日の記事に取り上げていただきました。
身延Life
さて、曙大豆の枝豆・・・どうやって食べるのがおいしいのか?
ゆでるのは、絶対おいしいはずですから、地元の方は茹で枝豆の他に、
どんな食べ方をしているのか、今週は「曙大豆の枝豆」の食べ方に迫ります。
頼もしいアドバイザーが登場します。お楽しみに!!