山梨ドライヴ~“芸術とイルミネーションで冬を堪能”~
毎週週替わりで様々なテーマを設けて高速道路を使ったドライブプランや高速道路に関する疑問、
SA・PAのオススメグルメなど、高速道路にまつわる情報をお伝えする「Safety Drive Plus」♪
今週は!山梨のおすすめドライブコースをご紹介します!
今回の旅のテーマは・・・
“芸術とイルミネーションで冬を堪能!” です。
さあ2023年も始まりましたが、今年はどんな年になるのでしょうか
年はじめ、こんな山梨ドライブで1年を初めてみてはいかがでしょう
山梨の芸術やイルミネーションはまだまだ1月に入っても存分に楽しめますよ。
それでは、都心から山梨方面に向かう想定でご案内していきます!
八王子ICから安全運転で・・・Let’s Go
八王子からおよそ90キロ走って甲府昭和ICで降り、そこから車で25分。
まず最初の目的地は、芸術を求めて甲府市貢川にある山梨県立美術館。
現在山梨県立美術館では1月22日まで
『米倉壽仁 展 透明ナ歳月 詩情(ポエジイ)のシュルレアリスム画家』が開催されています。
明治末期の山梨に生まれた米倉壽仁。
第一次世界大戦後のフランスから世界中に広がったシュルレアリスム(超現実主義)に
独学で取り組んだ画家、詩人です。
激動の時代であった20世紀をとおして、「芸術とは何か?」を思考し続けた米倉壽仁。
戦前から前衛画家が集った「美術文化協会」や、
戦後に自身が結成した「サロン・ド・ジュワン」などで
詩情あふれる幻想的な絵画作品を発表すると同時に、
詩集『透明ナ歳月』をはじめとする文芸作品にも取り組みました。
この展示会では、所蔵作品を中心に米倉のおもな画業をたどるとともに、
福沢一郎や北脇昇といった米倉が関わった画家や、サルバドール・ダリやマックス・エルンストなど
当時の日本の画家たちが影響を受けた海外画家の作品もあわせて観覧することが出来ます。
ボク木河も、
久しぶりに、山梨県立美術館で絵の世界に引き込まれる感覚を味わいました。
調べてみると、シュルレアリスムとは、時としてシュール・レアリズムとも呼ばれるようで、
今や日本語化した「シュール」という言葉で表現された方が解かりやすいかもしれません。
もっとも初期のシュルレアリスムの活動は、詩人であり理論家のアンドレ・ブルトンによって
スタートとしたとされる説が一般的で、特徴は、目に見える写実だけではなく、
潜在意識を用いることで、非常に自由な想像力を掻き立てようと考え、
視覚的な芸術の中で、こうした表現が可能になると考え、
絵画表現の発展を導き出すきっかけになっていったということです。
実際に、米倉壽仁の作品を始め、展示されている作品を見ていると、
なんで、こういう表現になるんだろうか?と考えて、
つい時間の経つのも忘れて絵の世界に引き込まれていきます。
そしてボクのような凡人でも、
アッ、そういうことかって何となく勝手に理解できる瞬間に辿り着くことが出来るんです。
なんの予備知識もなく、最初に作品を見ると、なんだか変な絵と感じるかもしれませんが、
シュルレアリスムとは「目に見える写実だけではなく、潜在意識を用いることで、
非常に自由な想像力を掻き立てる」という特徴を知って山梨県立美術館に足を運ぶと、
とても充実した時間が過ごせると思います
参考までに、この企画展『米倉壽仁展 透明ナ歳月 詩情(ポエジイ)のシュルレアリスム画家』は1/22(日)まで開催されています。
山梨県立美術館
【開場時間】9:00~17:00 (入館は16:30まで)
【観覧料】一般 1,000円(20名以上の団体割引840円)
大学生 500円(20名以上の団体割引420円)
山梨県立美術館で、ゆっくり芸術を体験した後は、
夜のイルミネーションを見に石和温泉へ向かいます。
山梨県立美術館から下道で30分程、着いたのは石和温泉郷のさくら温泉通り。
ここでは現在、『石和温泉郷 さくら温泉通りイルミネーション』が開催されています。
さくら温泉通りは、春には絶好のお花見スポットとして賑わう人気スポット。
そんなさくら温泉通りの近津川に沿った南側と北側 往復およそ3キロにおよぶエリアで
2月までイルミネーションが点灯されています。
川沿いに並ぶ173本の桜の木に巻き付けられた55万球の電飾は、まるで満開の桜のよう。
華やかで非日常的な輝きを放ちます。この時期、クリスマスから始まって、
いろんな所でイルミネーションを楽しむ事が出来ますが、
ここ「さくら温泉通り」のイルミネーションは、華美な魅力はありませんが、
冬の寒さの中、近津川に沿って輝く白一色の光の帯となって、
神聖かつ幻想的な光の世界を感じさせてくれます。
そして、川沿いの石和温泉足湯広場では沢山のキッチンカーも出店していて、
美味しいメニューで暖を取ることが出来ます。
因みに、ボク木河は、
今回ドライヴ取材に同行してくれた深澤Dr.のお奨めで、
クラムチャウダーとミニ・クロワッサンのセットが自慢のキッチンカーを選択。
寒い中で頂く、温かいクラムチャウダーのおいしさは格別なものでした
石和温泉郷 さくら温泉通りイルミネーションは、
バレンタインの2/14(火)まで開催されていて、
無料駐車場も、近くのみんなの広場と石和温泉足湯広場に合わせて210台用意されています。
入場は無料となっています。
お問い合わせは、笛吹市 観光商工課 ☏055-261-2034となっています。
今回僕は山梨県立美術館で芸術を満喫し、
石和温泉郷で冬のイルミネーションを満喫してきました
なお引き続きお出かけの際には、皆さまが安心安全にお過ごし頂くために、
新型コロナウイルス感染症対策のご協力をお願いいたします。
またコロナの影響で各施設の営業時間などが異なる場合があります。
詳しい情報は各施設にお問い合わせください。
それでは、中央道に乗って安全運転で帰りたいと思います
さて、このコーナーでは今日ご紹介したような、
オススメの山梨ドライブコースをリスナーの皆様から募集しています
あなたのドライブプランを、僕木河にぜひ教えて下さい
west@fmfuji.jpまで!
それでは優しい運転・・・、褒められる運転で・・・・。
Let's try to drive safety!
安全で快適なドライブをお楽しみください
TAKE→後クレジット