わたくしごと
日々凛々、発売まで一ヶ月をきりました!
もうだいぶ聴き込んできましたからね、ひぐち的にはもうお馴染みのナンバーたちですけど、
みんなにはまだ会わせたことないもんね。
親に似て、人見知りする曲たちかもしれないけど、ぜひ愛をもって聴いてやってください。
よろしくお願いします。
わたくしごと、という曲を書いたころ、わたしはどん底にいました。
今考えると、あれはあのときのどん底であって、今はもっと深い底を知っているのですが・・・。
そんなどん底では、そこに住まう人間たちの肩に背中に乗り、
自分がそいつたちよりいかに気高いか、生きる意味があるか、
そんなことを小さな事柄で張り合っていたような気がします。
そこからころんと転んで、ふと自分の足で立ってみたところ、
ここから抜けないとわたしがわたしでなくなってしまう、と思ったわけです。
とにかく、横を、下を見るのをやめました。
上だけを見て、明るい光が漏れる小さな穴だけを目指して積み上げていました。
人ではなく、自分の手を真っ黒にして掘り出した宝石や原石を積み上げていました。
不安定だけど硬い、確かなものだったと思います。
今また、そんな穴にいるような気持ちがしたら。
あのときの気持ちを、あのとき穴から這い出た気持ちを思い出せばなんとかやってけるような気もします。
わたしくしごと、を聴くたびに、思い出がめぐっていきます。