2/9㈬ 情熱!ものづくり HIGH SCHOOL #8
山梨の「ものづくり高校生」応援番組『情熱!ものづくり HIGH SCHOOL』
この番組では、山梨県内の工業系高校に通う「ものづくり高校生」にスポットをあてて、生徒たちの「ものづくり」への熱い思いを紹介していきます。
まず、山梨で「ものづくり教育」が受けられる高校について説明しておきましょう。
山梨県内では、甲府工業高校・韮崎工業高校・甲府城西高校・峡南高校・青洲高校・富士北稜高校・都留興譲館高校 の7つの高校で、
それぞれの科・系列に分かれてものづくり教育を行っています。
この番組では、その内の6校、甲府工業高校・韮崎工業高校・甲府城西高校・峡南高校・富士北稜高校・都留興譲館高校 にて、
KOUSAKUが取材をした様子をお届けします。
今回は、山梨県立甲府工業高校 の「ものづくり高校生」です。
甲府工業高校は、社会の第一線で活躍できる人材育成を目的に文部科学省が実施している「スーパー・プロフェッショナル・ハイスクール事業」の指定校として、
地域産業を支え、地方創生を創造する技術者の育成をされています。
そんな環境で、生徒たちは「機械科」「電気科」「電子科」「建築科」「土木科」の5つの工業科に分かれて、
日々、専門知識、技術・技能の取得に励んでいます。
今日は、電子科 3年 の 志村 尚哉 さん / 建築科 3年の 権守 椋太郎 さん にお話を伺いました。
本日放送したものはコチラからお聴きいただけます。
志村君は野球の「BSOボード」を作りました。
電子科で、コンピュータなどを構成する電子回路やソフトウェア、
電子機器やロボットの制御、そして通信などのネットワーク技術について学習をしてきたという志村君。
野球部の志村君は、培ってきた知識・技術を生かして、課題研究では「BSOボード」を作りました。
かなり本格的ですよね!
部活と学業の両立、本当に立派です
建築科で、建物を設計して図面を描いて模型を作る実習などを行いながら、
大工道具を使って作品を作ったり、コンクリートを調合したり、建築の分野で使う公式や計算方法など建築についての幅広い知識も学習してきた権守君。
課題研究では、建築科の職員室のテーブル、体育館玄関の靴入れの作成、そして山梨県立図書館からの依頼で本棚を製作しました。
本当に必要なものを作りたいとの思いから、アンケートに回答してもらってから作るものを決めたそうです。
その心意気が素晴らしいですね
県の大工の技術を競う大会でも優勝した権守君は、卒業後はお父様と一緒に大工として働いていくということでした。
お二人の将来を・・・
KOUSAKU 応援しています!!