柿
毎週金曜11:10頃は、野菜ソムリエ上級プロ・食と農のかたりべの資格を持つ加藤恵美子さんとお送りする『やまなしを食べよう』!
10月2日のオンエアでご紹介したのは....柿!
柿には、甘柿から渋柿の渋を抜いて食べるものまで様々な種類があります。
今回 加藤さんにお持ちいただいた柿は「早秋」という品種。
シャインマスカットを品種登録した農研機構による新しい品種です!
山梨の柿は品質が良く美味しい柿が作られています。
笛吹市や山梨市など各地で栽培されていますが、皇室献上されたことで有名な石和町広瀬の柿など有名ブランド柿もありますよ。
◆柿の栄養
柿は体内に入るとビタミンAに変わるカロテンが豊富。さらにビタミンCがとても豊富です。なんとその量はおよそみかんの2倍です!大き目の柿を1個食べるだけで一日分のビタミンCを取ることができます。
ビタミンCはカルシウムと一緒に摂ると、カルシウムの吸収が良くなるといわれています。
ほうれん草や小松菜など、カルシウムが豊富に含まれる野菜と一緒に食べることをお勧めします。
また食物繊維も豊富です。干し柿にすると空気に弱いビタミンCの量は減りますが、食物繊維の量が生の状態よりもぐんと増えます。
◆柿のおすすめアレンジ
果物はそれぞれ特徴がある香りが魅力ですが、柿は比較的香りが柔らかいので、いろいろなお料理にも合います。
例えば、いつもの青菜の胡麻和えに柿をプラスするのがおすすめ。
色合いもキレイですし、味の相性も良いです。
◆おいしい柿の選び方
へたを見て頂くことがポイントで、へたが青い、へたが浮いていない、へたが4枚揃っているもの、へたの下まで色づいているものがお勧めです。
◆柿の保存方法
柿はエチレンガスという植物が出すガスの影響をとても受けやすいという特徴があります。エチレンガスを多く果物として有名なのがりんごやバナナ。柿を常温保存する際には、りんごや柿の隣に置かないようにしてください。
また、 ヘタのみに水を含ませたティッシュを当ててラップやビニール袋に入れ、冷蔵庫に入れておくと日持ちがします。
冷凍も可能ですよ!
今週も加藤さんありがとうございました!