スイートコーン
6月5日のオンエアでピックアップしたのは....スイートコーン!
山梨県内では、とうもろこしの出荷は5月から9月までありますが、
主力は5月から6月の早出しで出しているものになります。
甲府市、笛吹市、中央市、市川三郷町など、甲府盆地の中部から東南部をはじめ
県内各地で栽培されています。
甲府盆地の気象条件を活かした栽培が特徴で、
春先の晴天率が高いため日照時間が多く、
ビニールのトンネルを利用することで
スイートコーンの生育に必要な温度を確保できるんです。
また早出しだけではなく、
夏の冷涼な気候を活かした夏出し栽培を
八ヶ岳南麓、富士北麓地域などの高冷地でおこなっています。
甘く美味しいスイートコーンを長く楽しむことができますよ~!
◆スイートコーンの品種
産地で栽培されている品種が違いますが、
県内で多く栽培されているのは
ゴールドラッシュ(写真左)、きみひめ、恵味のイエロー品種と、
甘々娘(写真右)、ミルフィーユなどのバイカラー品種があります。
◆おいしいスイートコーンの見分けかた
皮の色の濃い緑でつやがあるもの。
ひげがふさふさ、しっとりしていて、濃い茶色になっているものがいいです。
スイートコーンは収穫後に糖度が急激に落ちてしまうので早く食べることが鉄則です。
◆簡単クッキング
スイートコーンの加熱調理は電子レンジがお手軽ですね!
皮を剥いてラップに包んで!が定番ですが、
皮ごと加熱するとさらに美味しくなります。
皮ごと電子レンジに7分ほど加熱。加熱後に根元を2cmほどカットし皮を剥きます。
また、前回のヤングコーンの時に、
ひげもおいしく食べましょう!とお伝えしましたが、
スイートコーンは芯があります。
芯にも栄養が含まれていますし、出汁を取ることができます。
スープを作る時は、炊き込みご飯を作る時には芯を一緒にいれて調理をしてください。
またスイートコーンは、鮮度が何よりも重要です。
実を食べる野菜のスイートコーンは鮮度低下が大きく、
時間経過とともに食味、栄養が落ちていきます。
なので、美味しく食べるには購入してすぐ調理!
食べ切れない場合は、加熱したあとに冷凍!これが鉄則です。
加藤さん、今週もありがとうございました!