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2019年8月

2019年8月31日 (土)

三つの条件

「野菜の日」の今日8月31日。8月もとうとう終わり。「や(8)さ(3)い(1)」でもかじりながら、夏の終わりにおセンチになります。

キャベツが大好きで、丸ごと1個いけちゃう鈴木ダイがお届けしました本日、二か所のD-LINEですが、まずは10時台にお送りしたのが「夏の終わりに沁みる美しき音楽」と題して選曲しました。

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まず、1978年ハワイ録音のコレ。Lui (ルイ)というバンドの最初にして最後のアルバムから「My Lover」でした。甘いヴォーカル、極上のメロディライン、シンプルながら深みのあるアレンジ、と堪らない音に仕上がっている逸品です。ジャケも美しすぎます。

そして、次にご紹介したのが、鈴木ダイの人生における三大バンドのひとつであるThe Beach Boysの70年リリースのアルバム『Sunflower』に収録されていた、デニスが歌う甘すぎて切なさMAXの「Forever」でしたね。

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この「Forever」は僕の葬儀で流して欲しい曲の100曲に入っております。

「夏の終わりに沁みる美しき音楽」の定義もお話ししましたね。(1)ほどよい潮風感を感じる、(2)ほどよい切なさ、(3)ほどよいあきらめ感(達観)。以上の三つの条件を満たす「夏の終わりに沁みる美しき音楽」を楽しもう、楽しめるオトナ観と音楽の知識を得ましょう、ね。

そして、11時台のD-LINEでお送りしたのがStevie Ray Vaughan。後追いでしたが、大学一年の時に出会った彼の『Texas Flood』という83年のデビュー作を初めて聴いた時はマジで腰が抜けるかと思ったほどの衝撃でした。地球上にこんなクールな音楽があっていいのか!と。まさしく彼のニックネームのごとく"テキサス・ハリケーン"のようでした。カラダ中の皮膚がバキバキと音を立てて剥がされていくような感覚です。後にテキサスを訪れた際にカーラジオから不意に流れてきたRay Vaughanに心底シビれた記憶があります。

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最近このベスト盤を見かけなくなりましたね。もしや、廃盤?

さてさて、日頃の野菜不足を補うつもりで野菜ジュースを飲んでいますが、メロン大好きなワタクシには無視できないこのコラボ。期間限定でした。

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大量に箱買いしましたが、在庫が...。悲しいです。ここにも夏の終わりを感じます。

オンエア終了後にスタジオを後にして、ふと、ある店の入り口に貼ってあったこんなポスター。

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色々といろいろなところで野菜なんですよね。意識して食べよう、野菜。

今日もたくさんのメッセージありがとうございました。RN あおい月影さん、歩くヴィレヴァンさん、車大好きさん、ギニューさん、すみっこさん、プーのともだちさん、GO!GO!つっつGO!さん、甲州市のよっちゃんさん、ふーちゃまさん、ウーパールーパーさん、おんじゃみんさん、ソラマーゾフさん、食べごろマスカットさん、しーつんさん、特命きい坊さん、ウーパールーパーさん、すしすしすっしーさん、ぺぽーんさん、俺の名を言ってみろさん、らじおじらさん、他、みんな、ありがとね。

また次回です♬

おまけ

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最近よく聴いている一枚がコレ。DJ SNAKEが新作出しましたね。部屋に爆音で流しながらキャベツ丸ごと喰らってます。

2019年8月24日 (土)

母校へ帰れ!

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今週の邦楽の1位がNMB48の「母校へ帰れ!」で、洋楽の1位がTaylor Swiftの「You Need To Calm Down」(強い!)でしたね。そのテイラー嬢ですが、新作『Lover』がなかなか良いのですよ、コレが。彼女がカントリーの「出(で)」だということはあなたもご存知だと思いますが、この新作のメロディラインが、アレンジが、どことなく彼女の「出」に近い肌触りというか、あのDixie Chicksとの共演曲もそうですが、アメリカン・カントリー好きの僕としては嬉しい仕上がりになっています。もちろん、昨今の音作りもバリバリに取り入れてはいますが、前作と比較すると新作の感じはポップで優しいつくりになっていますね。NMB48「母校へ帰れ!」の曲名よろしく、テイラー嬢、イイ感じです。

さて、今日の番組のメールテーマが「酒/アルコール」でした。土曜の午前中からこのテーマ(笑)。たくさんの反応いただきました。みんな、メッセージありがとう。10時台のD-LINEでは「ロック"酒"」についてお話ししましたが、タワレコ渋谷店ではなんと「ロック"酒" 無料試飲会」なるものを開催中ということを聞きつけ、オンエア後にふらっと行ってみました。題して「"Spirits of Rock" Free Tasting Gig」だと!Yeah!

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ガハハ

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まずは、番組内でも触れたKISSのSAKEです。"地獄の酒盛り"ですかね(笑)。

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アルバムジャケのデザインラベルが貼られていて、ファンの僕は歓喜。"地獄の酩酊"になりそうです。

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なんと!スコーピオンズのウイスキーだーー!おおお。ヴァージン・キラー!

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ええーー!モーターヘッドのビールかよーーーーー!サイコー。

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こっちは、スレイヤーのビールだぜ。LOLOLOL

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うそーー!?  エド・シーランのスパークリングSAKEだって!LOLOLOL ゴキゲンだなー。

テイスティングで数杯...。ロック酔いしました...。プププ。

D-LINEでご紹介したSting所有のワイナリー産のワイン「Sister Moon」の同名曲が収録されている87年のソロでのスタジオ2nd作がこの『...Nothing Like The Sun』。初版のCDを持っていますが、なんと!見てください、値段が3500円ですよ。当時のCDは高かったーーー。

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ねー。87年当時のCDは洋楽でも3500円だったんです。

ロックに限らず、ステキな音をBGMに美味しい酒をいただく。イイネ。飲み過ぎには注意(笑)。

今日は初メールも多かったです。メールテーマが「酒」でお初ですか(笑)。これからもよろしくね。RN 食べごろマスカットさん、ギニューさん、車大好きさん、ゆーりんの妹さん、あおい月影さん、オガッチさん、甲州市のよっちゃんさん、歩くヴィレヴァンさん、プーのともだちさん、すしすしすっしーさん、ブラボーさん、GO!GO!つっつGO!さん、食べごろマスカットさん、律ちゃん隊員さん、ふーちゃまさん、番屋さん、オリパパさん、ローズマリーさん、らじおじらさん、ぺー☆さん、トム・クルージングさん、ソラマーゾフさん、ジャムキングさん、しーつんさん、なかっちさん、ジャムキングさん、他、マジでたくさんのみんな、謝謝!

残り少ない8月。夏の終わりをみんな楽しもうぜー。

また次回です♬

2019年8月17日 (土)

横断歩道は縦一列になって渡りましょう

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横断歩道は縦一列になって渡りましょう。わかりましたか?

ナンてことは、さすがに学校で教わった記憶はないが、この素晴らしい名盤からはたくさんのことを学んだぞ。4人の1969年の作品『Abbey Road』だ。本日の10時台のD-LINEでまず炸裂したのはこのアルバムの五十周年を記念したデラックス・エディションが来月リリースされますということで、ワタクシがほんの少しだけこの人類遺産について触れました。RNオガッチさんやRNしーつんさんをはじめとして嬉しい反応たくさんいただきました。最近はD-LINEでご紹介したアーティストや作品を「CD買いました!」とか「DLしました」や「ストリーミングして聴いてます」などのメッセージが届くようになって、ワタクシとしてはそれが何よりも嬉しい。

本番終了後には番組ディレクター氏が「うん、やっぱりAbbey Roadはいいアルバムですよね〜」なんて話していて、それがまた胸を熱くしたのであります。

そして、11時台のD-LINEはZEPでした。

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こちらもAbbey Roadと同様に1969年リリースの名デビュー作。このアルバムから「Dazed And Confused」をお送りいたしました。邦題は「幻惑されて」。マジむちゃくちゃカッコイイよ、この邦題。ワタクシが初めてZEPの音楽に出会ったのは中学一年のころ。クラスメートのガッピンのお兄ちゃんから彼らの2nd作を借りたのだ。1曲目の「胸いっぱいの愛を」の始まり4秒ぐらいで完璧に気絶レベル。こんなクールな音楽がこの世に存在していたなんて!ワタクシはすぐに心に誓ったよ、もうクラスメートのみんなが夢中になってるようなダセー音楽は聴かねーぞ、一日も早くZEPのアルバムを全て揃えようって。でも、お小遣いは足りなかった...。

今ではZEPの作品は全て手元に揃っていて(ZEPに限らないが...)、ほとんどのアルバムが3枚ずつあったり、わけわからない状況...。

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ZEPのアルバムは全てが名盤/ロックの金字塔と呼べるものだが、やはり一番の人気作といえば四枚目のコレになるのかな。

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ただただひたすら天国への階段登っちゃうよ。降りても来ないよ。

この名作でワタクシが個人的に一番好きな曲はラストトラックの「When The Levee Breaks」だ。このグルーヴ感はヤバい。この曲聴いてカラダ揺らす女性が好き。

最後にとっておきの一枚を。お宝が多く眠る我が家においてもコレはかなりのブツか?

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ZEPの『伝説のライヴ』というアルバムだが、ジャケの右上にダーンとあるのは、以前に妻がジミー・ペイジ氏と一対一で対談した時に頂いてきたペイジ氏の直筆サインであります。ペイジ氏の印象を妻に訊いたら「優しいおじさまだったよー」と...。おい、それだけかよ!と当時めっちゃツッコミました。

今週もたくさんのリスナーさんにご参加いただきました。RN あおい月影さん、すみっこさん、食べごろマスカットさん、車大好きさん、なかっちさん、プーのともだちさん、teptepさん、オガッチさん、しーつんさん、歩くヴィレヴァンさん、オオタカユウスケさん、GO!GO!つっつGO!さん、ショーンの母さん、気まぐれ銀さん、らじおじらさん、他たくさんの皆さん、お盆休みのさなか Big thx!! 感謝です!

たいへんにあちーです。熱中症注意。水分クイっとね。

また次回です♫

2019年8月10日 (土)

I want to wake up with you...

うぇ〜〜い! 今週も聴いてくださいまして、参加してくださいまして、あーりーがーとーー!!!

真夏、酷暑、真夏、酷暑、この字面だけでムラムラムンムン暑くなってきますが、夏がめちゃありえないくらいに大好きなワタクシは毎日ワクワクですー。あくまでもワタクシ個人的には365日毎日このくらいの暑さでイイです、なほどに。はい、すいません。

まあ、こうまで酷暑だと、ワタクシのレゲエ熱もグングンと上昇し続けて、天まで登ってそれから地球を一周してまた戻ってくるくらいにヒートアップしておりまして。なわけで、先週に続いて10時台のコーナーD-LINEではレゲエトーク第二弾をお送りいたしました。

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今回はLovers Rockな音をメインに。あまりにピースな笑顔が眩しすぎるDennis Brownの「Money In My Pocket」をまずはお聴きいただきましたが。イイでしょ!イイでしょーーー!この曲はのちにSimply Redもカバーしましたね。Dennisの声を聴きながら夏の午後にぼーーーーっと空見てるとココロに心地よい風が吹きます。

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でたーー!Boris Gardinerの至上の名曲「I Want To Wake Up With You」だー!RN番屋さんがソッコー反応してくれましたが、この曲聴いてトロけない人はいないでしょーよ。ほんと素晴らしいLovers Rockです。海外のラジオではけっこう頻繁に流れてくるこの甘々な名曲ですが、我らが日本のラジオでももっともっとこういう良曲を聴きたいです。聴きたいでしょ? RN番屋さんをはじめとして、Boris Gardinerにピンときちゃった人はこのベスト盤オススメです。

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レゲエの名門レーベル VP Recordsからは多くのLovers Rockのコンピがリリースされております。このお盆休みに避暑地でカレシやカノジョと愛を囁くご予定がある方は、ソッコー揃えましょうね。

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Lovers Rockで甘い声といえば、Sanchezもお忘れなく。

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Lovers Rockではありませんが、昨日はLucianoやBuju Bantonを片っ端から浴びておりました。

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コレです、コレ。オンエアで盛り上がったハンディ扇風機。意外に持ってるリスナーさんが多くてビックリ(笑)。

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首にかけるタイプ。両サイドからぴゅーぴゅー冷たい風くるよ。肩凝らないのか?

どう思います?買おうか否か。

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それから、例のトニックシャンプーの話ね。真夏になるとワタクシはコレを買ってくるわけ。サンスターのトニックシャンプー!夏のザ・定番! ある日コレがバスルームにちょこんと置かれているのを妻が見つけると「あ、つまりは、真夏ってことね」と。真夏限定で使ってます。普段は別のシャンプー使ってます。

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いつもはこのシャンプー。シャンプーのお披露目してもナンですが。

あー、それにしても、暑いです、ねー。熱中症注意です。夏風邪にも注意。

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オンエア終了後にタラタラ歩いて帰路。あちー。サイコー。夏だー。ヒョー。

今週もご参加いただきましたリスナーさんたちに感謝。RN ギニューさん、歩くヴィレヴァンさん、あおい月影さん、トム・クルージングさん、甲州市のよっちゃんさん、すみっこさん、車大好きさん、番屋さん、プーのともだちさん、食べごろマスカットさん、オガッチさん、ミミさん、だっちゅうにさん、らじおじらさん、ブラボーさん、おこめさん、しーつんさん (順不同)、他の皆さん、ありがとねーー!

良き夏休み&お盆休みをお過ごしくだされー。じゃーなー。

また次回です♫

2019年8月 3日 (土)

Yahman!

梅雨明けした途端に、いやー、暑い、暑い、暑すぎる夏です。暑い!とくれば、熱い!アツい!Reggaeですな。今日のオンエア内でお話した通り、かつて二回(91年と92年)ジャマイカを訪れておりますワタクシですが、そのジャマイカとReggaeについて語るにはあまりに時間が短かったので、次回の10時台のD-LINEでもパート2としてお話し致しますね。あれ、〆のご挨拶みたい(笑)。我が家にたんまりとあるReggae盤の写真と一緒にダーツとまいりますか!!

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まずは、当然ながらBob Marleyです。オンエアしたのは73年の2nd『Burnin'』から「Get Up, Stand Up」でした。名曲です。名盤すぎます。ジャマイカのモンテゴ・ベイの空港には彼の銅像がダーンと立っていました。今でもあるのかな。あるでしょうね。

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Bobと同じくらいに好きなのが、Burning Spearです。この『Jah Is Real』はグラミーの最優秀レゲエ・アルバム賞を獲得。ワンドロップの純Reggaeを喰らうことができます。リスペクト!!

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Beres Hammondです!!  Reggaeが好きで、Good Musicが好きで、素敵な歌声が好きなかたで、このBeresを愛さない人はいません。我が家では常にヘヴィロテです。妻も大好きなBeres。彼のアルバムに駄作なし。

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Beresの昨年リリースの新作『Never Ending』も傑作です。タイトルの如く永遠に終わって欲しくない極上の極楽盤。聴いてください。

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優しい歌声といえば、彼もそうです。Cocoa Tea!! 日本でも人気の高い彼ですが、本国ジャマイカでの彼の格の高さといったら。Beresと同様にCocoaもマストです。

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Jah Cureも忘れてはいけません。今月末にはついに待望の新作がリリースされますね。あああ、待ち遠しい。

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Sizzlaだーーー!! そのルックスの良さもあって日本でも女性人気が高い彼ですが、彼の獰猛にしてsweetな歌声と硬派なメッセージには野郎どもも黙ってついて行くのみ。

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Morgan Heritageはニューヨークはブルックリンから登場した最高のReggaeアクトです。ニューヨークにはジャマイカ人が多く住んでいて、Reggaeが街角のいたるところからガンガン聴こえてきます。

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2年前にリリースされ、いまだに売れ続けている驚異的なベストセラー。Chronixxの『Chronology』。ラスタカラーのジャケも眩しいです。

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今イチバン熱いオトコか、Christopher Martin!!  ジャマイカが生んだ世界一速い男、陸上のあのウサイン・ボルト選手も彼の大ファンです。

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Etanaの優しさに包まれて。現代の女性Reggaeシンガーの中でもトップ5に入るでしょう。

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彼女のこの新作には驚きましたね。UKが生んだ人気R&BシンガーのEstelleがなんとReggae盤を!! ズバリ『Lovers Rock』という直球のタイトルに偽りなし。素晴らしい。

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彼女も忘れてはいけません!!  Queen Ifricaです。背中を押してくれる声です。

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Reggae本もね。

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今年もリリースされましたよ。世界がお呼びです、レゲゴー。今回も間違いない。最新最強の曲が詰まっております。

ふー。そうそう、11時台のD-LINEでピックアップしたLarry Carltonもね。Mr. 335ですぞ。

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安易ですが、非常に解りやすいこのベスト盤を挙げておきます。

今日もたくさんのリスナーさんたちにご参加いただきました。RN 西浦和武(ニシウラカズタケ)さん、あおい月影さん、食べごろマスカットさん、車大好きさん、オオタカユウスケさん、歩くヴィレヴァンさん、すみっこさん、甲州市のよっちゃんさん、マコパパさん、オガッチさん、夢ちゃんさん、まーままさん、合言葉はBee!2世さん、嫁の戦闘力は53万さん、ソラマーゾフさん、ヴァンフォーレキングさん、プーのともだちさん、しーつんさん、ロバートさん、愉快なキリンさん、グリーンクローバーさん、ほかの皆さん。Big thx!!!

来週もレゲりますよ。真夏ですから。熱中症注意。冷えすぎにも注意。忙しいな。さーてと、今日から山梨5連泊で仕事です。ありがたい。頑張ります。頑張らないけど、頑張ります。Reggaeに教えてもらったイイ感じにユルいVibeで乗り越えます。

じゃーなー。

また次回です♫

おまけ

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こんなおバカな盤も売ってます(笑)。わかります?

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