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2019年7月13日 (土)

前兆...

《6月6日6時、二人の子が生まれ、一人が死んだ。それがオーメン(前兆)の始まりだった...》

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キャ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!

あまりに怖すぎた76年の映画『オーメン』。公開当時10歳の僕が心底震えて、心底惚れ込んでしまったこの映画だが、オカルト映画の、いや70年代の洋画を代表する大傑作であります。劇中の音楽を担当した映画音楽の巨匠ジェリー・ゴールドスミスはなんとこのオカルト映画でアカデミー賞までかっさらってしまうのです。ただのオカルト映画と侮るなかれ、ド級の名作なんですから。僕はこのオーメン・シリーズが大好きで、『オーメン・トリロジー』なるオーメン三部作のDVDのBOXセットまで購入し、毎年6月6日が来ると決まってそのBOXセットを倉庫から引っ張り出してきて、我が家のホームシアターで『オーメン』『オーメン2/ダミアン』『オーメン3/最後の闘争』三作を連続で味わうという恐怖のオーメン鑑賞会を開いております。毎年観なおすたびに「やっぱ、このシリーズはすげェ。オカルト映画を遥かに超えた人類の歴史に燦然と輝く金字塔だ!」と納得しまくるのです。

あれ、前置きが長くなった。今日7月13日は実は「オカルト記念日」とされているようで、本日のメールテーマは「オカルト・怪奇・神秘的・ミステリー」といった感じになりました。1974年のこの日、オカルトブームの火付け役となったアメリカ映画『エクソシスト』が日本で初公開されたことに由来するとか。「おい!オーメンじゃなくて、エクソじゃん!」と突っ込まれそうですが、スルー。いやはや、皆さん、なんでそんなにたくさん送ってくるの? そこまで怖い話ってあるんだね的なほどにいっぱいのオカルトメールをいただきました。もう、そんな怖いメールを送りつけてきたあなたこそがダ〜〜ミ〜〜ア〜〜ン。それとも、リ〜〜ガ〜〜ン。メールをご紹介しつつ、背筋が凍るようでした。

それにしても、カウントダウン番組でオカルトがメールテーマですからねえええ。

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10時台のD-LINE、ピックアップしたのは「ヨット・ロック」でした。評論家ハリウッド・スティーブは「1976年から1984年にかけてスムースな音楽がラジオのヒットチャートを席巻した。これが『ヨット・ロック』と知られるものさ」と語っておりますが、あなた、大体の雰囲気掴めました? 日本で言うところの「AOR」にとても近い。ただ、そのAORよりも若干アメリカで言うところのAC(アダルト・コンテンポラリー)にも寄る感じで、それでありながら西海岸系のあの感じ、と言うか。ぐちゃぐちゃですか? 観念的な纏め方で申し訳ないです。

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「ヨット・ロック」を知りたいなら、このコンピです。聴きなさい。

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「ヨット・ロック」を知りたいなら、この本も。読みなさい。

この「ヨット・ロック」ですが、確実に波が来ているのだけは間違いなく、タワレコ渋谷店を覗いてみると...

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面出し展開、やっておりました。

Apple MusicやSpotifyでもこの「ヨット・ロック」という括りでプレイリストがたくさん見つかります。ぜひとも、そこのお父さん、あの時代にこのあたりの音をBGMにブイブイ言わせていたあのキラキラ感やギラギラ感再びですぞ。この夏はこのあたりの音を「ヨット・ロック」と再定義して、素敵な夏の思い出作ってください。でも、決して無茶はしないように。

今週も毎度ながらたくさんの音楽好きの皆さん、そして今日はオカルト好きの皆さんからメールいただきました。RN 甲州市のよっちゃんさん、ギニューさん、歩くヴィレヴァンさん、車大好きさん、すみっこさん、番屋さん、クラハ・リバイバーさん、夢ちゃんさん、食べごろマスカットさん、masa44さん、柘榴石さん、はるおさん、プーのともだちさん、オオタカユウスケさん、ねこダッシュさん、ソラマーゾフさん、T-aro(ティーアロ)さん、カレーハウスさん、らじおじらさん、しーつんさん、まあくんさん、がくぽんさん、トム・クルージングさん、他たくさんの方のご参加に感謝!謝謝!

それではまた次回です♫

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おまけ

このThe Black Keysの新作、ヤバいね。すんげーカッコイイじゃん。ま、いつも彼らの音はカッコイイけど。この新作は特に好き。メロディとリフのカマしかたのバランスが絶妙。ひさびさに痺れまくれるロックの新譜です。タイトルがズバリ『Let's Rock』だもん、ヒョー!でしょ。こういう音をCOOLっていうの。はい、黙って聴く!

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