« 逃げるというが、逃がすものか二月! | メイン | ニヤっとした話。 »

2021年2月 5日 (金)

人参

毎週金曜11:10頃は、野菜ソムリエ上級プロ・食と農のかたりべの資格を持つ加藤恵美子さんとお送りする『やまなしを食べよう』。

20210128_142556

2月5日のオンエアでご紹介したのは....人参!

20210128_140139_1

伝統野菜として大塚にんじんは有名ですし今年度のこのコーナーでも取り上げましたが、今日は県内産のおなじみのサイズのにんじんをご紹介します。

◆人参の栄養

にんじんと言えば、オレンジ色が特徴ですよね!あのオレンジ色はβカロテンで、体内でビタミンAに変換されます。免疫力を高める働きや、抗酸化作用があるので、がんや生活習慣病予防に良いと言われています。また皮膚や粘膜を正常に保つ働きがあると言われているので、風邪や細菌感染の予防にも期待ができます。

にんじんに含まれるポリフェノールの多くは皮に含まれるので、調理するときには皮ごと使うのが栄養をしっかり摂るポイントになります。にんじんに豊富に含まれるβカロテンは油と一緒に摂ると吸収がよくなります。油を使っての調理がおすすめです。

◆美味しい人参の見分け方

葉の付け根の切り口が小さいもの、表面がなめらかでつやがあるもの、ひげ根がすくないものがおすすめです。

◆人参の保存方法

水気をふき取ってから、新聞紙で1本ずつ包んでポリ袋に入れ袋の上を軽く縛って冷蔵庫に立てて保存をしてください。2~3週間が目安です。あとは薄めのいちょう切りや千切りにしてラップに薄く包んで冷凍用保存袋に入れる、硬めに茹でて粗熱を取って冷凍用保存袋に入れて冷凍保存も可能です。2か月が目安となります。生のものは凍ったまま調理可能ですし、茹でたにんじんは自然解凍、電子レンジで解凍しての調理がおすすめです。

そして、人参の簡単クッキングは....「にんじん餅」!

20210128_141223


皮ごと美味しくおやつ感覚で食べられます。

材料
・にんじん 1本(約200g)
・片栗粉 大さじ5
・焼く際に使う油もしくはバター

1. にんじんをよく洗い皮ごとすりおろします。
2. すりおろしたにんじんに片栗粉を入れ混ぜ6等分くらいにし、平たく整形してフライパンで焼けば出来上がりです。

20210128_140038

焼きたてはジューシーな味わい、冷めるとよりモチモチ感がアップします。甘さをつけたい方は焼き上がりにはちみつをかけて召し上がってもいいですし、仕上げに醤油をかけてやいて、食べても美味しいです。甘くてもしょっぱくてもどちらもいけますよ!

今週も加藤さんありがとうございました!

Copyright (C)