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2020年11月27日 (金)

やはたいも

毎週金曜11:10頃は、野菜ソムリエ上級プロ・食と農のかたりべの資格を持つ加藤恵美子さんとお送りする『やまなしを食べよう』。

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11月27日のオンエアでは、やはたいもをピックアップ!

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山梨の伝統野菜の一つで、甲斐市八幡地区中心に生産が盛んになったことで「やはたいも」と呼ばれるようになりました。武田信玄によって信玄堤が作られるまで釜無川は何度も氾濫し、肥沃な砂質の土壌が周囲に広がったため野菜栽培に適した土地になり、江戸中期から栽培されていたと言われています。色白な美しい肉質と、きめ細やかでとても舌触りのよい食感が特徴です。粘りが強いのも、八幡芋の特徴といえます。

◆やはたいもの栄養

水溶性食物繊維のガラクタンが含まれます。消化を促進する働きがあり、腸内を整えてくれる働きがあり、血糖値・コレステロール値を下げる働きがあると言われています。
さらにぬめりにはグルコマイナンという水溶性食物繊維も含まれます。水に触れると大きく膨張するので、摂取することで胃の中で膨らみ満腹感を与えたり、便通を整えてくれる効果があるとされています。
じゃがいも、さつまいもと比べると炭水化物量が少ないため、低カロリー!カリウムも多く含まれます。

そして、番組でご紹介した簡単クッキングは....やはたいもの炊き込みご飯!

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シンプルな材料でやはたいもの風味や栄養がご飯と丸ごと頂けるお料理です。

材料
米…2合
やはたいも…中5個(約250g)
白だし…大さじ4

作り方
①米を洗って30分ほど浸水させてから水を切っておく。
②やはたいもの皮を剥き、一口大に切る。
③炊飯器に米を入れ、白だしを入れた後に水を分量まで入れ軽く混ぜる。
④やはたいもを上に乗せて、通常通りに炊飯する。

◆やはたいもの保存方法

乾燥させないことが長持ちの秘訣です。泥がついたまま新聞紙やキッチンペーパーで包み冷暗所で保存しましょう。

今週も加藤さんありがとうございました!

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