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2020年8月28日 (金)

キャベツ

毎週金曜11:10頃は
野菜ソムリエ上級プロ・食と農のかたりべの資格を持つ加藤恵美子さんとお送りする
『やまなしを食べよう』!

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8月28日のオンエアでご紹介したのは....キャベツ!

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キャベツは主に収穫シーズンが3回あります。
11月から3月に出回る冬キャベツ、偏平な形が特徴です。
4月から6月は丸い形の春キャベツ、
そして7月から10月に出回る夏秋キャベツです。

八ヶ岳南麓や富士北麓地域で栽培されています。
標高1000m近い地域で栽培される高原野菜なので、芯が短く実が詰まっています。
寒暖の差があるところで育っているので、柔らかくて甘い、味の濃いキャベツです。

◆キャベツの栄養

キャベツはとても栄養価の高い野菜で、ビタミンCとても豊富に含まれており、
さらにカルシウム、ビタミンK、胃の粘膜を修復したり、胃潰瘍や十二指腸潰瘍の予防に効果があると言われている別名キャベジンと呼ばれるビタミンUが含まれています。

◆おすすめの食べ方

ビタミンC、ビタミンUは水溶性なので、煮込み料理の場合は汁ごと頂くか、生で食べると効果的に摂取できます。
塩キャベツは生で美味しく食べられますのでぜひお試しください!

◆おいしいキャベツの見分け方

形はいびつな形をしていないものがいいです。
持った時に重さを感じるキャベツを選んでください。
軸が太すぎないもの。500円玉程度がいいといわれています。
軸の切り口が新しいもの・葉の緑色が濃いもの・葉がみずみずしくツヤがあるものがいいですね。

お店で捨ててしまう方が多いかもしれませんが、外葉がついているキャベツの方が鮮度が確認できます。
ちなみにキャベツのビタミンCが多く含まれているのは外葉なので、上手に調理して食べたいですね!

◆キャベツを長持ちさせる方法

キャベツは涼しい気候が好きな野菜ですので、冷蔵庫での保存をお願いします。
大事なポイントは芯をくり抜いて保存をすること!
芯をくり抜き、水を含ませたキッチンペーパーを詰めたうえで、ビニール袋などにいれて冷蔵庫で保存をお願いします。

キャベツは冷凍保存することができます。
その後の調理に合わせて、サラダ用に千切り、炒め物用にざく切り、煮込み料理用に1/8にカットなどをしてから冷凍保存してください。

そして、キャベツの簡単クッキングでご紹介したのは....
キャベツとそうめんdeお好み焼き風!

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材料
・そうめん 1束
・キャベツ 100g
・卵 1個
・顆粒だし 小さじ1/2

そうめんを半分に追って茹で、それに粗みじんに切ったキャベツと卵、顆粒だしを混ぜるだけ。

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油を敷いたフライパンで両面こんがり焼けば出来上がりです。

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ソースにかつお節など、お好み焼きと同じように食べましょう!

茹でたそうめんが余った!というときにもぜひ作って頂きたいですね。
その場合は、そうめんをキッチンはさみでカットしてキャベツと混ぜてください。

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今週も加藤さんありがとうございました!

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