いわさきちひろの世界展
今日は、現在南アルプス市立美術館で開催中の「ピエゾグラフによるいわさきちひろの世界展」をご紹介しました!
こちらは、ご存じの方も多いと思いますが、「窓ぎわのトットちゃん」の表紙を飾った作品。
実際に見るととても小さな作品で、展覧会でも滅多に見ることができないものなんだそうです!
今回はそんな貴重な作品を間近で見ることができます。
ちなみに、こちらの絵は、「窓ぎわのトットちゃん」のために描かれた作品ではなく、
黒柳徹子さんがいわさきさんのファンであったことから、いわさきさんの息子さんにお願いをして、
本に合いそうな絵を選んだということなんです。(「窓ぎわのトットちゃん」を出版したときには、いわさきさんは既に亡くなっていたんだそうです。)
そして、かわいらしい子供の絵を描くいわさきさんですが、戦争を経験してらっしゃり、
「平和」への想いもとても強い方だったそうです。
今回の展覧会では、戦争を題材にした作品の絵も多く展示されていました。
こういった戦争を題材にした作品の子供たちはどこか虚ろで、
寂しさや悲しみを感じさせます。
子供たちに2度とこんな表情をさせてはいけない!そんな想いで描いたものなのでしょうね。
他にも、およそ90点の作品が展示されていて、たっぷりといわさきちひろの世界に浸ることができます!
そして、グッズコーナーもかわいいものがたくさんありましたよ♪
トートバッグやタオル、キーホルダーや便せんなど・・・
もちろん、絵本も置いてありました!
思い出と一緒に気に入った絵のグッズをもってかえってはいかがでしょうか?
最後に、ご紹介頂いた矢野さんと♪
「いわさきちひろの世界展」は、南アルプス市立美術館で8月31日まで開催されています。
休館日 8月5日(月)13日(火)19日(月)26日(月)
開館時間 午前9時30分~午後5時まで。
入館料 一般500円 大学生・高校生は300円 中学生・小学生は200円
南アルプス市立美術館→https://www.minamialps-museum.jp/