山梨を食べよう→ごぼう
本日「山梨を食べよう」のコーナーでは、ごぼうをピックアップいたしました。
山梨では北杜市や南巨摩の地域で多く栽培されています。
ごぼうと言ったら多くの方が食物繊維と思われるのではないでしょうか。
食物繊維が多い野菜の代名詞ともいえるごぼうは、
腸内環境を改善し便秘や肌荒れ防止の効果が期待できます。
またカリウムやカルシウムを含み、健康効果への期待大の野菜です!
ごぼうを調理するときに「あく抜き」という作業が出てくるのですが、
栄養を上手に摂るためには「あく抜きをしない」というのがポイント。
さらに皮ごと食べるとさらにいいです。
ごぼうの皮にはポリフェノールの一種であるクロロゲン酸が多く含まれています。
クロロゲン酸は糖尿病や脂肪の蓄積を防ぐ働きがあると言われています。
あく抜きをすると水が茶色くなるのですが、それはクロロゲン酸が流れてしまっているんです。
さらに水溶性食物繊維も水に溶けてしまうので、あく抜きしないのは、
手間も省けて栄養を上手に摂れる方法なんです。
本日の簡単クッキング!!
お正月に食べ過ぎてしまったという方にお勧めのお腹をすっきりさせたい!
簡単ごぼうの雑炊です。
一人分で材料とご紹介すると、
- ごはん1杯分(150g)
- お水300cc
- ごぼう70g(お好みで量の増減をしてください)
- ねぎ1/2本
- めんつゆ大さじ1
ごはんとお水、めんつゆを入れて中火で煮ます。
そこによく洗ったごぼうを皮ごとすりおろしたものを混ぜ、一緒に煮ます。
仕上げにネギを入れれば出来上がりです。
すりおろしている間にごぼうが茶色く変色しますが、そのままお鍋に入れてください。
この雑炊にきのこ類を入れるとさらにお腹スッキリ効果が期待できますよね!
色どりに他の野菜を入れて頂いてもいいですし、卵を入れてもいいです。
汁ごと食べるので、水に溶けた食物繊維もしっかり摂取できますし、
満腹感も得られるのでお勧めです。
<ごぼうの美味しい見分け方は!?>
太さが均等でひげ根が少ないものがいいです。
下の方を持ってまっすぐに立つものを選んでください。
太くても立たないものは、中心に「す」が入っている場合があります。
また柔らかぐにゃっと曲がるものは避けましょう。
<ごぼうの保存方法>
ごぼうは乾燥と湿気が苦手な野菜です。
泥付きのごぼうは新聞紙に包んで冷暗所に立てて保存をお願いします。
1か月ほど日持ちがします。冷蔵保存の場合は、冷蔵庫に入る長さに切って、新聞紙で包み、
さらにポリ袋に入れて立てて保存をしてください。
冷蔵保存ですと泥付きごぼうは2か月ほど日持ちさせることができます。