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2019年1月25日 (金)

コニカミノルタ プラネタリア東京

本日の「宙のもりもり」では、先月、東京都心にオープンした

コニカミノルタ プラネタリア東京」を紹介いたしました。

Img_2473

有楽町駅前の有楽町マリオンの中です。コニカミノルタのプラネというと、

池袋のサンシャインシティ「満天」、東京スカイツリータウン「天空」の2つがあって、

「プラネタリア東京」がオープンして、東京都心では3つ目となります。

 

マリオン9階にオープンしたプラネタリア東京。入場すると左右それぞれにドーム型の施設があります。

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左手にあるドーム1(ワン)は、壁や床は白一色。

最大8Kの高・解像度・映像を、床からドーム天頂にかけて投影する最新の映像ドームになっています。

一方、ドーム2(ツー)は入り口から見て右手になります。

サウンドドームと呼ばれる43.4チャンネルのドーム音響システムが、

これまでにない臨場感を体験させてくれます。

ドーム1は映像、ドーム2は音響というように、個性を前面に出しています。

 

まずは、ドーム1に行ってみましょう。

Dome1

私が見たプログラムは、「LIVE ACT PLANETARIA 1st. ACT“星にねがう夢」。

アクターのみなさんが、40分間、見せて、聞かせる時間です。映像や音楽に合わせて、

ムードたっぷりに星の話をしたり、役になり切ってカップルの会話を再現したり

時には会場のお客さんとフリートークも展開するという、アクター1人によるショーです。

ドーム1ではこのほか、ドーム映像と生演奏を楽しむ「Live in the COLORS」、

金曜日・夜のみ解放するという、飲み物を片手におしゃべりできる「バー プラネタリア」などがあります。

 

続いてドーム2

Dome2 こちらは音響が売りなので、音楽家が演出に一役買っています。

ドリームズカムトゥルーと久石譲さん。ポップスとクラシック、それぞれが星空の映像とマッチして、

興奮する一方で、気持ちよくて、うとうとしてしまうかも。

私は久石譲さんが、このプロラムのために書き下ろしたという、音楽がたっぷり詰まった

To the GRAND UNIVERSE 大宇宙へ」という作品を堪能しました。

ナレーション付きの映像ですが、宇宙船の中にいて、地球に帰ってくるという演出もあって、

宇宙船内の静寂とか、その一方で、大気圏に突入する際の宇宙船の中と外の様子など、

静と動が感じられるシーンは、なかなか臨場感があります。

この他、オリジナルのアロマと星空を楽しめるプログラムがあったり、

今年度のグッドデザイン金賞を受賞した、

コニカミノルタが誇る最新投影機コスモリープ・シグマを使ったプラネタリウム作品もあります。

 

ドーム1、ドーム2、それぞれのプログラムは料金が異なり、

大人は1,600円から3,000円までといった料金体系です。

この2つのドームで展開されるプログラムのほかには、

バーチャルリアリティVRが体験できる「ヴァーチュアリンク」という施設もあります。

 

売店や飲食では見た目がとても可愛かったり、美しかったり、そんな天文グッズは

ギャラリープラネタリアという売店で取り扱っています。

サンドイッチ、ポップコーン、ソフトクリーム、必ず宇宙が関係しているので、ネーミング、見た目、じっくり観察して写真を撮ってSNSに投稿するのもいいでしょう。

そういう意味では、インスタ映えが最もするのはギャラクシードーナツかもしれません。

Img_2494

銀河をイメージしたというもので、ドーナツを覆う青と白のグラデーションは、まさに銀河。

とっても甘くて、何より見た目の派手さが手伝って、

周りからの注目度もナンバー1。売り上げもダントツだそうです。

オープンから間もないので平日の夜や週末はかなり混雑しています。

事前にネットでチケット購入するのがおすすめです。

 

実は、東京で初めてプラネタリウムが誕生したのは、ここ有楽町でした。

1938年の出来事です。

残念ながら、オープンから7年後の1945年、東京大空襲で焼失してしまいました。

80年たって、再び有楽町に誕生したプラネタリウム。

あたらしい宇宙の遊び場に、ぜひ、足を運んで下さい。

森雄一