山梨を食べよう→八幡芋
本日の「山梨を食べよう」は八幡芋をピックアップいたしました。
山梨の伝統野菜の一つで、甲斐市八幡地区中心に生産が盛んになったことで、
「八幡芋」と呼ばれるようになりました。
武田信玄によって信玄堤が作られるまで釜無川は何度も氾濫し、
肥沃な砂質の土壌が周囲に広がったため野菜栽培に適した土地になり、
江戸中期から栽培されていたと言われています。
収穫が9月上旬から11月上旬までとなります。
貯蔵ができる野菜ですので、3月中旬くらいまで買うことができます。
八幡芋・・・他の里芋と比べて色白な美しい肉質と、きめ細やかでとても舌触りのよい食感。
粘りが強いのも特徴です。
この特徴の粘り気には、免疫機能を高め、
コレステロールの吸収を阻害し
腸内の老廃物を排出するガラクタンなどの成分が含まれ健康効果が期待できます。
芋類の中では水分が多くカロリーが低いのでヘルシー食材でもあります。
八幡芋はお味噌との相性がバツグンに良いので、ほうとうに入れたらそれはもう美味しいですよ!
八幡芋はきめが細かく粘りが強いので、里芋の煮物を潰してコロッケにしたり、
ポタージュスープにしたりとアレンジの幅が広いです。
本日は、八幡芋のいそべ焼きを作りました。
皮をむいて半分に切ったものをスプーンの腹で潰します。
それをバターを引いたフライパンで回りがサクッとなるまで焼き、
醤油をたらします。
あとは海苔を巻けば完成です!
八幡芋、山梨県ではJA中巨摩東部直売所「いーなとうぶ」他、
県内スーパーなどで購入できます。