葡萄→甲州
秋分の日、木曜モーリーYES!にお付き合いくださいまして、
ありがとうございました
本日の「山梨を食べよう!」今日は、ぶどうの中でも「甲州」をご紹介しました。
生で食べる他、甲州ワインの原料としても有名なぶどうで、
日本におけるぶどう栽培の原点になる品種です。
奈良時代に発見されたという説、鎌倉時代に発見されたなど諸説ありますが、
1000年以上の歴史を持つと言われています。
掛け合わせなどで美味しい品種がたくさん出回っていますが、
甲州ぶどうは日本固有の原種の品種です。
甲府のぶどうは江戸時代から有名で、
すでに観光ぶどう園のようなものがあったそうです。
明治時代になると「観光遊覧ぶどう園」として著名人の間では有名になりました。
あの松尾芭蕉も俳句で「勝沼や馬子もぶどうを喰いながら」と
詠んだと伝えられています。
甲州ぶどうは、名前の通り、山梨での作付け面積は全国1位となっています。
甲州ぶどうは雨に弱いという特徴がある品種なのですが、
甲府盆地を囲む山々が雨雲をはばんで降水量が少なく、
日照時間が多いという気候が甲州ぶどうの生育に適しています。
甲州市を中心に甲府盆地の各地で栽培されています。
甲州ぶどうの歴史と伝統がある山梨だからこそ、
美味しい甲州ぶどうができるんです。
食べ方としましては・・・
種があって皮が厚いので、
デラウェアのようにつるんと飲むようにして食べるのが山梨流です。
ビニール袋に実を入れて手でよく揉んでから濾してジュースを作るのもいいです。
ミキサーだと種まで砕いてしまい苦味が出ていますので、
手もみジュースがお勧めです。
ちなみにこの甲州は10月いっぱいぐらい楽しめます