やまなし探訪 伝統の西嶋和紙に触れました
桧垣です
ブログではご無沙汰してしまいました(ごめんなさい…)
月曜日の8時台にお送りしている
「やまなし探訪」では
身延町が誇る伝統の西嶋和紙をご紹介しています。
戦国時代から 400年以上もの長い間
大切に守り、育て、さらに進化も遂げてきた
素晴らしい技に触れてきましたよ。
お邪魔させていただいたのは、
西嶋和紙工業協同組合の組合長、望月未知也さんの工房。
まず案内していただいたのは・・・
故紙です。
西嶋和紙の大きな特徴の1つが、
この「故紙」を使う、ということ。
脂気や不純物が抜けて、
素晴らしいにじみと墨色の深みが生み出されるのだそうです。
選別をしながら、
かまを使って束をほぐしてあげることで
この後、「煮やすく」なるんですって。
大きな釜!!
苛性ソーダで煮ました。
ふたを持って下さっているのが望月さん。ステキな笑顔(笑)
繊維がやわらか~くなっています。
そして・・・
流れるプールのような、「ビータ」という機械で
地元でとれたワラなどの原料を配合したりしつつ
細かく叩解していきます。
さあ!!!
では、いよいよ紙を漉きま~す!!
私も、望月さんの写真を撮らせていただいた後、
体験をさせていただきましたが・・・
どうやら見事な「厚紙」が漉けていたそうです。
(ロケが終わるまで桧垣は「うまく出来た」と思っていた…)
漉いた紙は・・・
このように重ねて「紙床」にしていきます。
私も体験させていただきましたが、
空気が入らないように、丁寧に丁寧に置いたつもりでも、
なかなか素人には難しい作業で
あちらこちらにプツプツと空気のふくらみが出来てしまいました。
本当はもっと間にいろいろな工程が含まれていますが、
駆け足で振り返ってみました。
さあ!!きょうの放送では、この後の様子が登場しますよ。
完成までにはどんな作業が行なわれるのか。
「やまなし探訪」 このあと8時30分ごろからです。