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2014年3月10日 (月)

やまなし探訪 伝統の西嶋和紙に触れました

桧垣です

ブログではご無沙汰してしまいました(ごめんなさい…)

 

月曜日の8時台にお送りしている

「やまなし探訪」では

身延町が誇る伝統の西嶋和紙をご紹介しています。

 

戦国時代から 400年以上もの長い間

大切に守り、育て、さらに進化も遂げてきた

素晴らしい技に触れてきましたよ。

 

お邪魔させていただいたのは、

西嶋和紙工業協同組合の組合長、望月未知也さんの工房。

 

まず案内していただいたのは・・・

 

Photo 

故紙です。

西嶋和紙の大きな特徴の1つが、

この「故紙」を使う、ということ。

脂気や不純物が抜けて、

素晴らしいにじみと墨色の深みが生み出されるのだそうです。

 

Photo_2

選別をしながら、

かまを使って束をほぐしてあげることで

この後、「煮やすく」なるんですって。

 

Photo_3 

大きな釜!!

苛性ソーダで煮ました。

ふたを持って下さっているのが望月さん。ステキな笑顔(笑)

 

Photo_4 

 

繊維がやわらか~くなっています。

そして・・・

 

Photo_5

 

流れるプールのような、「ビータ」という機械で

地元でとれたワラなどの原料を配合したりしつつ

細かく叩解していきます。

 

さあ!!!

では、いよいよ紙を漉きま~す!!

 

Photo_7 

Photo_8

 

私も、望月さんの写真を撮らせていただいた後、

体験をさせていただきましたが・・・

どうやら見事な「厚紙」が漉けていたそうです。

(ロケが終わるまで桧垣は「うまく出来た」と思っていた…)

 

漉いた紙は・・・

 

Photo_9 

Photo_10

 

このように重ねて「紙床」にしていきます。

私も体験させていただきましたが、

空気が入らないように、丁寧に丁寧に置いたつもりでも、

なかなか素人には難しい作業で

あちらこちらにプツプツと空気のふくらみが出来てしまいました。

 

本当はもっと間にいろいろな工程が含まれていますが、

駆け足で振り返ってみました。

 

さあ!!きょうの放送では、この後の様子が登場しますよ。

完成までにはどんな作業が行なわれるのか。

「やまなし探訪」 このあと8時30分ごろからです。