よもやま 宙(そら)ばなし ~Part1~
この4月からも、「宙のモリモリ」やりますよ
今年度からは、定期的に星のソムリエである武井咲予さんをゲストにお迎えして、
専門家ならではのいろんな宇宙の話しもうかがっていこうと思います。
お楽しみに~
ここで、武井さんはどんな方なのか、改めて・・・
武井さんは、山梨在住の星の専門家です。
星空案内人、ソムリエとして、去年9月には、
FM FUJIで開催した星空観望会のお手伝いもしてくださいました。
森雄一にとっては星の先生、先輩でもあり、
星友達、星友(ほしとも)といった感じでしょうか。
天文雑誌へのコラム、天文番組への出演など、
山梨を代表する宙(そら)ガールなんです
そんな武井さんが今回お話してくれたのは、
幻想的な天文ショー「オーロラ」についてです。
世界でもごく一部でしか見ることができないオーロラ。
あなたは本物を見たことはありますか?
武井さんは、オーロラに逢うために、
初の海外旅行・・・夜空に対する情熱、愛をひしひしと感じたインタビューとなりました。
それでは、武井さんが撮影したオーロラの写真をご覧ください。
武井さんからいただいたオーロラ情報
ローマ神話には「オーロラ」という名前の神様が登場するそうで、
光のカーテンであるオーロラは、そこから名付けられたとされています。
幻想的な光景から、天災の起きる前触れであると言われることもあるそうです。
そして武井さんが、今回訪れたフィンランドでは、
オーロラのことを「レヴォントゥリ」と呼ぶそうですが、
これは「火のきつね」という意味だそうです。
大きなキツネのしっぽが夜空に巻き上げられる光とされて、
オーロラになったという伝説からきているとのこと。
OA曲:Fantasy/Earth Wind & Fire
<この一週間の星の見どころ>
昨日(4/3)は全国的に非常に天気が荒れました。
嵐の去った昨夜の星空はとても美しかったですね。
昨夜は半月、下弦の月でした。
今夜(4/4)の月は、日付が変わって4/5の深夜2時過ぎに見え始めます。
どんどん新月に向かっていますから、この一週間に、夜空に見える月が楽しめるのは、
深夜から夜明け前までとなります。
今の時期、夜明け前のお楽しみと言えば、なんといってもパンスターズ彗星。
まだ、日没の時間も見えるはずです。
新年度になって早起きするクセをつける意味でも、
ちょっと早起きてしみてはいかがでしょうか。
4月5日は北東の空に顔をのぞかせるパンスターズ彗星と、アンドロメダ銀河が接近
午前5時前の北東、高度15度くらいのところにアンドロメダ銀河、
パンスターズ彗星は高度20度くらいということなので、
双眼鏡や望遠鏡で慎重に見つけてみて下さいね