おんがくの基礎の基礎もわからなかった話
ほーんと恥ずかしかった。
Mスパでも話した通り、私はなんにもわからなかったのだ。おんがくのこと。
学生の頃、おんがくに救われて
私もこの道に行く、と決めてから
おんがくの先生に教えてもらって理論などを少しは勉強していたのだけど
全くわからないまま
音楽大学のOC(オープンキャンパス)にいった。
そこでは見学の学生さん向けにテストがあって。
普通常識ですよねって言われちゃう問題に鉛筆は止まる。
結局何も答えられないままその日を終えてしまった。
恥ずかしかった。
すごく恥ずかしかった。
こんな、なんも、わからないくせに、
おんがくやりたいって、目指しちゃって馬鹿みたい。と思った。
でも諦められなかったのだ。
なんだかんだ今、自分の好きなおんがくが仕事になってる。
きっと挑戦することは恥ずかしいことだ。
初めてのことはわかんないことだらけで
知識がたくさんある人を見ると恐ろしくなるし
笑われたらどうしよう、と足がすくむ。
それで良いんだと思う。
恥ずかしいこと、思いっきりやればいいんだと思う。
「はずかしい」という曲でも何度も言っているが
はずかしくてできないことこそ全力でやるのだ。
そうすると途端に人生は動き出す。
怖いけど、めんどくさいけど、
恥をかきながら生きていきたいと、そう思う。
これはその時のテストを思い出して書いてみたテスト