なんとなく・・・
自分が好きになるものは実は記憶の向こうにあるものだったりする。
わたしは小さい頃からサッカーを見ていた。
それも全然楽しまずに。
妹がサッカークラブに所属していて、なんとなく家ではサッカーだった。
あと、母親が野球を嫌っていた。
これは子どもながらに思ったことなので定かではないが間違ってはないだろう。
だから、野球を観戦しても面白さがわからない。
このあいだ、若い女の子と野球観戦をした。
その子は大の野球ファン。(そして巨人、特に亀井が好きらしい)
なぜ好きなのかと聞くと、お父さんがずっと見ていて、
それを子どものときに好きでもないのに見ていたらしい。
そして大人になってからハマったらしいのだ。
なんとなく知っているルール、
なんとなく見たことのあるフォーメーション、
なんとなく聞いたことのある人たち。
そういうものが懐かしく感じるときに、好きだという感情が芽生えるのかもしれない。