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2015年1月30日 (金)

天文部~第20回部会~

今回の課題は、みんな大好き!カニ!かに座です。
黄道12星座のひとつで、見つけやすい冬の星座、おうし座、ふたご座、その並びにあります。
占いでおなじみの黄道12星座は一本の線で結べるのが特徴で、見つけやすい、
おまけにそこを通る道なので、覚えておけば月の出る位置や沈むところもわかりやすいです。
ご報告いただいた皆さん、ありがとうございました。

次の課題は、
8月生まれの人の星座

かに座が見つけられた方には、とっても簡単です。
そうでなくても、見つけやすい春の星座のひとつしし座、一等星のデネボラは前脚部分。
二等星のレグルスは後ろ足部分でちょっと離れていますが、
この2つの星をまずは見つけてください。
紛らわしいのは現在、しし座の近くに木星があること。
逆に言えば、木星が見つけられれば、そのあたりがしし座であるということ。
肉眼で見ても、木星は黄色っぽく見えますし、それがわかったら、
その左のエリアがしし座と思ってください。
しし座の特徴は、頭から前脚部分。
いくつかの星を結んでその形を作っていきますが、
クエスチョンマークを反転させたような形のものが見つけられます。
注意するのは、木星を除外して形を作ること。
日没の頃、すでにオリオン座は上がってきているので、
9時、10時ごろには見つけやすくなります。
しし座を見つけたら、木星もじっくり観察してみましょう。
双眼鏡があれば、木星を回る4つの衛星、通称ガリレオ衛星が見えます。
木星に対して、左右2つずつ見えることも有りますし、
1個3個と分かれて見えることもあります。
もちろん、それぞれの衛星の好転速度は違うので、
日によって見える位置が微妙に違ってきています。
7倍から10倍程度の双眼鏡で見えますが、三脚で固定するなど、
安定した観察方法を取ってください。
手で持ったままだとどうしてもぶれてしまってうまく観察することができません。