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2012年11月30日 (金)

DJモーリーのモリモリキッチン~富士納豆編~

今日は先日伺った大月で見つけたおいしいものをピックアップしました。
今回取り上げたのは、納豆を作って70年「富士納豆製作所・富士納豆~」

山梨県は東部・富士五湖で納豆といえばコレ、
パッケージには「富士山のマーク」、「富士桜」、
大月のシンボル「猿橋」があしらわれています。

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包み紙もすばらしいです。

富士納豆の製作所は、中央自動車道・大月ICから車でおよそ5分程の場所にある
国指定の重要文化財の「星野家住宅」に隣接している納豆工場です。
因みに星野家住宅は、国道20号線(甲州街道)の花咲宿の
本陣だった建物で明治天皇も休憩された事もある由緒ある建物だそうです。

そんな立派な古民家「星野家住宅」で作られる富士納豆は中粒、ふっくら、
そして歯ごたえがしっかりとした大豆を使用、
水はすべて富士山から流れてくる富士山麓のおいしい水で造られています。
納豆独特のにおいを控えめにし、特製タレも甘さをおさえています。
納豆嫌いが好きになる逸品だということです。

チラシによりますと、富士納豆を作るのは、東京での30数年のサラリーマン生活をやめ、
家業の納豆製造を継いだという星野義忠さん。
朝5時には起きて、納豆造りをしているそうです。

星野さんによるおいしい食べ方が書かれたプリントがあって、
これがとても親切で、星野さんの独特の語り口調が楽しいんです。
納豆をおいしく食すには、
とにかくかき混ぜることに始まり、かき混ぜることで終るようです。

納豆を容器に入れて、まず何もくわえないで、よーくかき混ぜる。
  この混ぜることによって、納豆の粘りが強く出てきます。
  このとき、実は「お塩を少々」入れてかき混ぜると、すばらしい粘りが出てきます。

「醤油」か「納豆のたれ」を入れて、そしてお好みで「からし」も入れてよくかき混ぜる。
  このかき混ぜ作業、回数が多ければ多いほど、たれやからしの味が豆に馴染み、
  糸の粘りも出てさらにおいしくなるようです。
  星野さん自身、色々なメーカーの「納豆のたれ」と「からし」を食べてみているそうなんですが、
  納豆についているたれは甘め、からしは洋風マスタード風なのが多いようだと仰っています。
  そのなかで、オーソドックスに頂くなら、「しょうゆ」と「からし」が本来の組み合わせではないか、
  富士納豆のたれは甘くないのでオススメだそうです。


ここで、星野さんのこだわりがありまして、
もし我慢が出来るならば、食べる前に2~3分そのままにして、
  豆、たれ、からしの味がひとつの味覚となるように、味のなじませる時間を。

  納豆は、たれやからしを入れる前によくかき回すというのは、
  実際やっている方も多いと思いますが、でもすぐ食べますよね?
  星野さんいわく、早く食べたい、はやる気持ちを抑える事ができれば、
  最高の味を楽しむことが出来るそうです。これは、体験してみたい!

3分経ったら・・・仕上げのかきまぜをしていただきます!


どんな味わいになったのか・・・それはぜひ試してみてください!!

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ちなみに、納豆にマヨネーズを混ぜて、トーストした食パンのうえにのせて、
「納豆トースト」もGOODでした。

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ごちそうさまでしたsign03

富士納豆製作所
〒401-0015
山梨県大月市大月町花咲193
TEL&FAX 0554-22-0006