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2014年4月26日 (土)

I'm"アナロギスト"

最近改めて注目されているアナログレコードの魅力。そんな名盤の中からドライヴに
合いそうな1枚を探し出して一緒に楽しむコーナー「I'm"アナロギスト"」。

今日選んだ1枚は1988年リリースのRoxette / Look Sharp !

つい先日、今年デビュー40周年を記念して「アバ」の40/40と言うベストアルバムが
発売され話題となっていますが、音楽業界で良く語られるエピソードの一つに
「10年に一度、北欧から大ヒットメーカーが誕生する」というのがあり、
その元祖が70年代に登場した「アバ」。
そして、80年代を代表するのが、同じスウェーデン出身のバンド「Roxette」と言えるでしょう。
今日は、その世界デビューとなったアルバム「Look Sharp!」にフォーカス。

Roxetteは、スウェーデン・ハルムスタッド出身の男女デュオ・ユニットで
メンバーはゲール・ゲッスルとマリー・フレデリクセンの二人。
この番組リスナー・スッタフなら、ご存知の方も多いと思いますが、
バンド名の由来はドクター・フィールグッドの名曲から取ったという。

’70年後半、二人は別々のバンドで活動をしていた当時に知り合っていたが、
直ぐに活動をともにしたわけではなく、1985年に初めて「ロクセット」名義で
シングルNeverending Love をリリースした。
これが幸運にも、スウェーデンでトップ10に入るヒットとなり、
翌年デビューアルバム『Pearls of Passion』をリリースし、
スウェーデン国内では人気グループの仲間入りを果たした。

そして1988年にリリースした2nd.アルバム『Look Sharp!』に収録された「THE LOOK」を
当時スウェーデンに留学していたアメリカ人の学生が本国アメリカに紹介、
ローカルラジオ局を中心にエアー・プレイされ注目を集めるようになった。
その人気に目を付けたレコード会社がLook Sharp!をアメリカで発売。
その結果、THE LOOKは翌年4月に全米シングルチャートで第1位となりRoxetteの
ワールドワイドなサクセス・ストーリーが始まった。
このアルバムからはListen To Your Heartが全米1位、
Dangerousが全米2位の大ヒットとなった。

その後Roxetteは映画Pretty Womanの挿入曲のIt Must Have Been Loveが全米1位。Joyrideも全米1位。
Fading Like A Flower (Everytime You Leave)は全米2位と大ヒット連発、
人気は世界的なものとなった。

今日はこのアルバムから3曲聴いてみましたscissors

M1)Dressed For Success                

M2)The Look                                                  

M3)Listen To Your Heart                 

                                     <木河 淳>

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