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2019年3月16日 (土)

映画「山懐に抱かれて」

私RIOが注目しているクリエイティブな情報を

ご紹介していきますRIO’s Column。

3月16日、ピックアップしたのは

2019年4月27日(土)より

ポレポレ東中野にてロードショーほか全国順次公開となります

ドキュメンタリー作品「山懐に抱かれて」でした。

「みんなが幸せになる、おいしい牛乳をつくりたい」そんな想いを胸に

美しくも厳しい岩手の自然に暮らす一家の24年間を追った

長編ドキュメンタリーです。

Yamafutokoro_visual_2©テレビ岩手



岩手県下閉伊郡(しもへいぐん)田野畑村(たのはたむら)に暮らす

お父さんお母さん、そして7人の子供達という酪農大家族。

1年を通して山に牛を完全放牧し、大地に生えるシバと

自前で栽培する牧草だけを餌に牛を育てるという

“山地酪農”という方法があるそうなんです。

Sub01©テレビ岩手



山林を切り拓き、シバを植え、牛を放ち、牛が自由に交配して

子牛を生み、牛乳を生み、糞尿を落とし、山が育ち、シバが再生され

それをまた牛が採食する・・・という本当に自然ですよね。


植物生態学者の猶原恭爾博士によって

提唱された考えで、日本国土の特徴や動植物本来の生態系を生かし

限りなく自然に近いサイクルで営む循環型 酪農法です。

猶原博士がおっしゃるには「一度形が決まれば、末代まで

ほぼ毎年、普遍的な牛乳の供給ができるようになる」ということで

子供や孫、子孫に残せる牧場になるはず、、、なんですが

実は、山の生育・大自然と一緒に歩んで、広大な土地を必要とする

この酪農法の定着、安定までには多くの時間も労力もかかってくるので

相当の覚悟と忍耐が必要なんです。

なので実践・継続する農家はごくわずかと言われています。

Sub08©テレビ岩手


そんな理想の酪農の実現を胸に、大学卒業後に千葉出身の吉塚一家のお父さんは

この地に移住して、山を切り開き、シバを植え、牧場を育ててきました。

そして、奥様を迎え、自分の家族を作り、プレハブの家で電気も引けずに

ランプ生活を続けながら、7人の子どもたちを育てています。


まだ3歳の小さい子から、みんなの食事をしたくできるしっかり者のお姉ちゃんまで

みんなお父さんの背中を追うように牧場を元気にかけまわり

牛を追ったり、乳搾りの手伝いをしたりして、すくすくと育っていきます。

Sub02©テレビ岩手



夏には冬のための草を刈って、保存しておいたり、冬になったら

家族総出で薪を拾って、春には仔牛が生まれて、、、と

本当に人間ってこうあるべき?自然と暮らすってこういうことなんだなと思える

牧場の暮らしをドキュメンタリーなのでありありとその姿を見ることができます。


Sub11©テレビ岩手


そして仲間とともに踏み出したプライベートブランド《田野畑(たのはた)

山地酪農牛乳(やまちらくのうぎゅうにゅう)》設立への挑戦では

自ら厳しい「生産者規定」を定めて忠実に守っています。

そんなことも含め、自然とともに歩む“山地酪農”ゆえの課題は

次々と一家の暮らしの前に立ちはだかります。

自然に育てる事を守ってら育てているので乳の量も少なかったり

広さに応じて決まっている牛の頭数、販売価格の調整などなど試行錯誤しながらも

金銭的に全く楽にならない生活。

ただ、みんなで囲む楽しい食卓や子供に何もあたえてあげられないけど

物質的な幸せじゃない豊かさの幸せを感じていますというお父さんの

コメントには涙してしまいます。

24年間もフィルムを回しているので3歳とかだった小さな男の子が立派に育ち

27歳ともなると、父親に代わって牧場を支えたり酪農の方法について

父親と意見を交換したり、ぶつかったり。。。

それぞれの想いがわかるだけに見てるこちらも思わず涙が溢れます。

愛情、家族、命、、、自然のあるべき姿や

いろんなこの世の「本当のこと」が収められている映像だなあと思いましたし

ドキュメンタリーだからこその本当の映像、言葉が伝わってくる作品です。

Main©テレビ岩手


最後に牛乳がめちゃくちゃ美味しそうで、喉がなりました。

そして息子たちが大きくなって、その牛乳を使ったヨーグルトやチーズまで開発して

販売してるので、私もネットで購入したいなと思いました。

気になる方は、山地酪農牛乳で検索してみてください!


RIO’s Column 少し先になりますが是非ご覧になってください

4月27日からポレポレ東中野で公開となりますドキュメンタリー作品

「山懐に抱かれて」をご紹介しました!

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