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2017年6月28日 (水)

やまなしの食育

社会でも食育という言葉が浸透し、様々な場面で耳にするようになりましたよね。
食育は、法律でも定められ、国として10年以上前から取り組みが行われています。
平成17年施行の食育基本法の前文では、
「知育、徳育、体育の基礎となるべきもの」と位置づけ、
「食に関する知識と食を選択する力を習得し、健全な食生活を実践する」と
規定されています。
その食育の啓発のため、国は平成18年から6月を食育月間と定め、
今年は岡山県で全国大会が開かれたり、全国各地で料理教室や
農業体験などの関連イベントが行われました。
基本法制定から10年余り・・・食育を支援する体制づくりが進んでいるようです。

番組では、山梨県県民生活部消費生活安全課の佐々木さんに
山梨県の食育の現状についてインタビューしました。

山梨県の現状で問題として挙げられていたのは、
朝食の欠食、子どもたちの(朝食の)孤食。
孤食とは、字のごとく”独りで食べる”ということ。
両親が子供より先に出かけなければいけない家庭、
部活動が忙しく、家から持参したり、通学途中で買ったおにぎりやパンなどを、
通学時や、授業前の空き時間で食べる・・・子どもだけでなく、
生活のリズムが違う家族が全員で揃って食卓を囲むことが、難しくなっています。

1分でも長く寝ていていたくて、出かける前に朝食を食べられない、
朝食を食べたくなくて抜く・・・若い世代に多い傾向です。
もし、家庭を持った時、両親に朝食を食べる習慣がなければ、
子供は朝食は食べないことが普通になってしまうかもしれません。
大人が食育を知ることで、子供たちにも伝わります。
山梨県における食育、食生活の現状、課題など、
HPにさまざまなデータが掲載されています。
やまなしの食育

一度ご覧になってみてください。
さらにお住まいの市町村の食育はどうなのか、
各自治体でも取り組みが行われています。
この機会に調べてみてはいかがですか?

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