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2017年9月19日 (火)

9月24日放送 第二十一回は梶井基次郎 作『檸檬』

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(S.S.撮影)
『 パナホーム山梨 presents SUNSET THEATER 』

ご案内役の 小川もこ です。 

毎週、日曜日の17:30~18:00 FM FUJIにてオンエアー
サンセットタイムにお届けする この番組は、
私、小川もこ が 日本文学の名作をセレクトし 朗読させていただきます。

第二十一回放送は 9月24日。今回 は、梶井基次郎が書きました『檸檬』です。

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梶井 基次郎(かじい もとじろう)は、1901年(明治34年)2月17日 に生まれ、1932年(昭和7年)3月24日)は、31歳の若さで肺結核で亡くなりました。

感覚的で知的、簡潔な描写と詩情豊かな澄明な文体で 20篇余りの小品を残しています。
死後、評価が高まり、今日では近代日本文学の古典ともいえます。
 

リプトンの紅茶を好み、喫茶店で飲むのも、レモンティーやレモンを浮かべたプレーン・ソーダを非常に好んでいたとか。この小説の主人公のように、レモンは日頃から持ち歩いていたそうです。

 梶井基次郎の命日 3月24日は、代表作である『檸檬』から、「檸檬忌」(れもんき)と呼ばれます。

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檸檬』(れもん)は、梶井基次郎の梶井の代表的作品です。
得体の知れない憂鬱な心情、ふと抱いた いたずらな感情。
三高(現・京都大学)時代の梶井が京都に下宿していた時の鬱屈した心理を背景に、描かれています。

1925年(大正14年)1月1日発行の、中谷孝雄、外村繁らとの同人誌『青空』1月創刊号の巻頭に掲載され、単行本は、梶井の友人である三好達治らの奔走により、梶井の亡くなる1年ほど前の1931年(昭和6年)5月 武蔵野書院より刊行され、これが梶井の生涯で唯一の出版本となっているんですね。

「つまりは この形なんだな。」

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さぁ、彼の 丸善を舞台におこなった 悪戯。あなたはどう思いますか。

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