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2019年7月 6日 (土)

鍵盤叩きますか?ついでに上にも飛び乗っちゃいますか?

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本日のD-LINEでは、8月23日に日本公開されるElton Johnの半生を描いた映画『ロケットマン』をご紹介しました。先日、六本木ヒルズで行われた完成披露試写会で一足早く観させていただきまして、Eltonの魅力に改めて気付かされた次第であります。

あの『ボヘミアン・ラプソディ』と『キングスマン』のスタッフやキャストが、誰もが一度は耳にしたことがあるEltonの大ヒット曲の数々に乗せて描く超大作。まあ、今日もお話しした通り『ボヘミアン・ラプソディ』との共通点がありそうで、いや、全然なさそうで。正直あれほどの劇的さは感じませんでしたが、悲哀の度合いの高さはこっちかなと。Eltonの悲哀っぷりがハンパないんです。悲しい、悲しすぎる、ゆえにあれほどの心に沁み入るような名曲を星の数ほど生み出すことができたのかな。「Your Song」の歌詞の世界はEltonそのもの。生涯の友である作詞家のBernie Taupinとのソウルメイトっぷりも感動的です。

Eltonを演じたTaron EgertonがもうEltonにしか見えず、また、映画を見終えた後には逆にEltonの写真を見てもTaronにしか見えず...。キョーレツに似てます。凄いねー、役者は。

8月23日公開です。音楽を愛する者ならば必ず観るように。そこのあなた。マストです。

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映画のおかげでこのベスト盤も世界中で再びチャートを上昇、今や一家に一枚的なベスト盤となりました。

さて、同じピアノマンとしてよく比較されるのがBilly Joelですよね。英のElton、米のBillyですが、日本では特にBillyの人気が高いですが、今回のこの映画でElton人気がどこまで再び上昇するかも楽しみです。

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Billyの77年作『The Stranger』名盤です。

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こちらは83年作『An Innocent Man』

Billyが少年時代に夢中になった50'sや60'sのロックンロールやDoo-Wopにオマージュを捧げた素晴らしきアメリカン・ポップスの宝庫となっております。

EltonとBillyは二人揃っての「ピアノマン・ジョイント・ツアー」もやりましたよね。当時来日公演にも行きました。

今週もたくさんのリスナーさんたちのご参加ありがとうございました。RN すみっこさん、しーつんさん、歩くヴィレヴァンさん、クラハ・リバイバーさん、食べごろマスカットさん、モンキーよしさん、オガッチさん、甲州市のよっちゃんさん、すしすしすっしーさん、オオタカユウスケさん、ソラマーゾフさん、マコパパさん、じゅんてるさん、にゃんぱいあさん、プーのともだちさん、カレーハウスさん、グリーンクローバーさん、らじおじらさん、ぺー☆さん、夢ちゃんさん、番屋さん、ヒノデザインさん、にこるさん、他ゴキゲンなみんな、ありがとう。

また次回です♫

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おまけ

最近ハマってるアルバムは、久しぶりのKeb' Mo'の新作『Oklahoma』なんです。だいぶコンテンポラリーな音作りになっていますが、そこはKeb' Mo'です、極上のモダン・ブルースに仕上がっております。アメリカ郊外のダイナーあたりでふとこのアルバムが流れてきたら泣いちゃうな。100%間違いなく。

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