2019年10月26日 (土)

10月26日は五味醤油へ

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江戸時代に城下町だった場所を回っている
てくてくこうふ

先々週にお伺いした、金手にある慶長院の近くにある、
お味噌で有名な五味醤油にお伺いしました。



入り口にある、のれんもなんだかオシャレ。
触った感じが、帆布のようなしっかりした
肌ざわりでした。

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お話を伺ったのは、五味洋子さんです。

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五味醤油ってお名前ですが、
いまはお醤油は扱わずに、
お味噌を製造販売されています。

明治元年創業ということで、歴史があるお店。
三代にわたって、五味醤油の味で育っているという
ご家庭もあるそうです。

五味醤油で作っているのは、甲州味噌。
お味噌は、大豆と塩と麹で出来ていますが、
甲州味噌は、米と麦の2種類の麹が入る
全国でも珍しいお味噌なのです。

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私もさっそく試食をさせて頂きました。
この日は、最高気温が30°を超える暑さだったのですが
(それでも9月半ば!!)きゅうりにお味噌をつけて頂いて
暑さによる疲れも癒されました。

味の特徴としては、麦麹を使用しているので、
香りが強くまろやかでコクがあるのです。
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お味噌って、地域によっても異なりますが、
スーパーで売っているものとか、即席みそ汁のお味噌をみても
表面がツルっとしているのですが、甲州味噌は、
見た感じだと、お味噌の粒も大きい。
これは麹を濾していないからだそうです。

頂いてみると、塩気もあるのですが、
塩ってだけではなくて、少し深みがあって
お醤油のようなコクが感じられました。

こだわりの点は、麹も手作りにして、
出来る限り、昔ながらの手法で作ること。
麹は、3~4時間ごとに温度の様子を見るなど、
しっかりお世話をしているんですね。

さて、私もですが、最近は自分でお味噌や
塩こうじなど作るなど、発酵食品に興味がある人も
多くなっていますね。

五味醤油では、そのような方に向けて
ワークショップをやっています。
お味噌屋さんだけど、お味噌の作り方を教えてくれます。

五味さんが、味噌は完成するまで時間がかかるので、
その間の時間も楽しんでもらいたいとお話していたのが
印象的でした。

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この日、私は五味醤油で、麹を1キログラム買って
塩麹を仕込みました。

いま、完成してお鍋に入れたり、
お肉を付けたりと楽しんでいます。

五味醤油さんのワークショップ、
私もとっても興味津々。

来年に食べるお味噌仕込みに行きたいな。

また来週も、てくてくします。