2019年2月 9日 (土)

2月9日は甲斐善光寺から

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先週の酒折宮跡から移動して、
甲斐善光寺にやってきました。

甲斐善光寺の副住職、吉原千仙さんに、
お寺の特徴や歴史について
お話をたくさん伺いました。

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山門も朱色に塗られていて、とても華やかな印象。
奥に見えるのが、金堂。いわゆる本堂です。

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善光寺の金堂は、他のお寺と比べると、
本堂の横幅が少し狭い印象が…

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実は、横よりも奥があるのが、甲斐善光寺の特徴。
多くの方が本堂に入ってお祈りをした際に、
みんなに、ご本尊が見えるようになっているそうです。

さて、金堂の中に入ってみますと、
ひんやりとしていますが、凛とした空気が流れていました。
天井には、龍が描かれています。

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龍の絵の下で、手を叩くと…
ビンっと音が跳ね返ってきます。
まるで、天井の龍が鳴いているような
不思議な雰囲気が。

そして、甲斐善光寺で体験できる
もうひとつものが、お戒壇廻りです。

暗闇の中を進んでいくのですが、
進む先は、ご本尊様の真下。ここにある鍵に触ると、
ご本尊様とご縁が結べるということで、
幸せの鍵なのです。

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ここから、階段を降りていくのですが、
真っ暗なのです…
進めば進むほど、暗闇が深くなっていく感じ。

実際には、そんなに長い距離を
進んでいるわけではないのですが、
闇の中だと、時間がとても長く感じます。

そして、進んだ先には、鍵が!
鍵に触れた時は嬉しかったです。

でも、闇の中だと、自分の心拍数も聞こえてくるような
現代では、なかなか体験できないことですね。
それに、なんだか、自分の内面と対話をしているような
そんな雰囲気もありました。

甲斐善光寺は、電車の場合は、
JR中央線・甲府駅よりタクシー12分
JR中央線・酒折駅より徒歩15分
JR身延線・善光寺より徒歩7分です。

さて、来週も酒折周辺を散歩していきます。
お付き合いよろしくお願いします。