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2020年10月23日 (金)

あけぼの大豆

毎週金曜11:10頃は、野菜ソムリエ上級プロ・食と農のかたりべの資格を持つ加藤恵美子さんとお送りする『やまなしを食べよう』!

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10月23日のオンエアでご紹介したのは....あけぼの大豆!

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明治時代に関西地方から導入されて、
身延町の、旧中富町 曙地区を中心に栽培されてきたことから、あけぼの大豆と呼ばれています。
10粒並べると6寸(約18cm)になることから、別名16(とうろく)寸とも呼ばれます。
あけぼの大豆や、その加工品も人気ですが、枝豆もとても人気があります。

枝豆は7月から9月に多く出回りますが、あけぼの大豆の枝豆は10月に入ってからになります。

◆あけぼの大豆のおすすめの茹で方

あけぼの大豆は夏に出回る枝豆よりも粒が大きいので、ゆで時間を少し長めにします。
1.5リットルのお水に45gのお塩(塩分3%)で5分ゆでるのがお勧めです。
ちょっと面倒ですが、茹でる前に枝豆の両側をキッチンはさみなどでカットして頂くと
より美味しくゆであがります。あけぼの大豆の香りと甘さをたっぷり味わって頂きたいですね。

◆茹でる以外の食べ方

今日は焼き枝豆をご紹介します。枝豆を良く洗い、塩をまぶしてしっかり揉んでください。
フライパンに塩でもんだ枝豆を入れ強めの中火で焦げ目がつくように焼きます。
枝豆に軽く焦げ目が付いたら蓋をして弱火で7.8分ほど蒸し焼きにします。
あけぼの大豆は豆が大きいので加熱時間を少し長めになります。

◆枝豆の栄養

大豆は畑の肉と言われるほど、良質なたんぱく質が多く含まれています。また枝豆にはビタミンB1やビタミンCなども含まれ、豆の栄養と野菜の栄養のいいとこどりなんです。
栄養豊富な枝豆を美味しく食べる最大のポイントは買ったらすぐに加熱調理です。
塩ゆでして冷凍して頂くと2か月ぐらい美味しく食べることができますので、ぜひやってみて頂きたいと思います。

◆大豆の戻し方

大豆として販売されますので、豆を戻して様々なお料理で楽しむことができます。
大豆の戻し方ですが、大豆に対して3倍のお水を使います。
大豆を大きめの容器に入れ、傷つけないように洗います。大豆の3倍の量の水を入れ、これからの季節なら10時間ほど漬けておきます。1粒割って中に芯が残っていない状態で水が中まで浸透していたら大丈夫です。このあとに茹でる、蒸すなど調理をしてください。

様々な加工品を販売している あけぼの大豆Online もぜひチェックしてみてください!

今週も加藤さんありがとうございました!

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