« これが「就職相談室」だっっっ!!! | メイン | 機械CAD / NC科WEB記事完成! »

2019年2月 8日 (金)

☆初めての溶接イベント大開催!!!☆

去る2月2日(土)に

「ドミンゴと学ぶ!ポリテクセンター体験教室 
                 ~金属加工科編~」

開催されました!

抽選で当選された9名の皆様には、週末の朝早くからポリテクセンターに集合して頂きました。

Dsc02979_3 (最前列ドミンゴ、自前のマイ作業着で熱弁中)

ドミンゴの早朝爆笑トーク・皆さんからドミンゴへの質問コーナー・ドミンゴご挨拶・所持品チェッ

ク・本日の講師ご紹介などを経て、皆さんに一人ずつ自己紹介して頂きましたよ~~。

Dsc02983_2 ナカムラさ~~ん!(奥さんドミファン ムフフ)

Dsc02989_2 サカモトさ~~ん!(Gジャンが良くお似合い)

その時に「今回何故溶接に参加されたか?」を伺ったのですが、その理由は様々。

「モノづくりが好きでDIYに夢中」

「普段は金属を“削る”仕事をしているので、今日は“くっつけて”みたい」

「趣味のバイクいじりに活かしたい」

などなど。

今回の皆さんは殆どが溶接初体験。

そして、皆さんの中には「ポリテクセンター」が、どういった機関なのか全く御存知無い方もいらっ

しゃったので

ポリテクセンター山梨 訓練科 武市 淳(たけち あつし)課長からレクチャー頂きました。

Dsc02994_2

ポリテクの素晴らしさを全員理解したところで、さぁ、それでは早速作業場に移動じゃあ!

初対面の皆さん同士も会話を交わし、和気あいあいとした雰囲気になりましたが、

講師の奥村大造(おくむら だいぞう)先生の説明に入ると、全員一気に集中モード。

Dsc03001_2

Dsc03005_2

そして材料である金属の板を切断する(板金)機械の説明もして貰いました。

Dsc03008_3 (初めて見る機械ばっかり。これがあっという間に静かに切れるんです!!)



Dsc03011_2板金した鉄のコーナー(角)をシャーッとカットする機械(名称:コーナーシャー これマジ)の
説明を受けとります。

では実際に自分でコーナーシャーしてみようという事で・・・

Dsc03017_2 まずはドミンゴ隊長からチャレンジ!!

Dsc03020 ユキノさん(今回唯一の女子:モノづくり大好き)も!

Dsc03021 ナカムラさんも!指に気を付けてね!

そして、それが済んだら・・・・

Dsc03022

次は「鉄を曲げる」行程。山内宏太(やまうち こうた)先生ご登場!

Dsc03023 ナカムラさん食い入るように見てますね~~~!興味津々。

この行程も親切丁寧に教えて頂き、自分で実際に「曲げて」みました。

Dsc03028 バイクいじり好きのノダさん!

Dsc03029 DIY好きのシライシさん!(美味しい差し入れありがとうございました)

Dsc03034 そしてオイラ。大丈夫~~~~!!??

次は、切り取り曲げた鉄の板を、もう一つの部品にマッチするよう、上手く曲線を描く様に

ヤスリで削りましょう!

Dsc03024 奥村先生から教えて頂きながら、ひたすらシャコシャコシャコ・・・・

Dsc03025 シャコシャコシャコ・・・・・

Dsc03026 シャコシャコシャコ・・・・・

こういう作業が好きな人いるよね~~~~。

Dsc03035 万力を使って~~~固定しての~~~~

Dsc03039 シャコシャコシャコ・・・・・

皆さん今回、好きで希望されて集まって来られたので、
とにかく吸収力がイイんです!

さぁ、鉄の板を「切断して」「コーナーシャーして」「曲げて」「削って」まで来ました。

念願の溶接まで一歩一歩迫って参りました。

次はぁ!

Dsc03040 これが無いと溶接は出来ません。
光を遮る「遮光面」の説明です。(とっても大事)

Dsc03041

溶接の温度はナント1500度!!!

激しい光がTIG溶接でも発せられる為、目の保護に絶対に必要なんです。

これらのレクチャーを受けて、さぁいよいよTIG溶接の講習だぁ~~~~!

Dsc03049 奥村先生がトーチを持ち・・・・

Dsc03050 非常に分かり易く親切に教えてくれます。

Dsc03052_2 時にはホワイトボードを使い、「溶接するポイント」の説明。

・「何故そのポイントにするか?」

・「トーチの角度」

・「何故その角度にするか?」

そして実際に先生がTIG溶接のお手本!

Dsc03053

・トーチをくっ付けている時間(瞬間)はどれくらい?

・どんな点がコツ?

・「点」ではなく「線」で溶接する時の心得

などなど短時間で沢山教えて下さいました。

本番用の部品をくっ付ける前に、練習用の鉄で思い思いに練習練習。

ペン立ての部品をくっつける箇所は基本的には6か所。

TIG溶接はトーチを鉄にくっ付けちゃダメなんです。

鉄からほんの数ミリ離して溶接。
これが「線」の場合はトーチを数ミリ離したまま移動させなきゃいけない。

コレが難しいんです。

さぁ、全部教えてもらったところで・・・・

Let's 溶接!!!

Dsc03058

Dsc03054

Dsc03055

皆さん黙々と職人の様であります!

Dsc03057 「楽しくてしょうがない」と言っていたイノウエさん!!イェイ!!

Dsc03056

私ドミンゴも、もちろん溶接しまくりっっッ!!!

Dsc03060

Dsc03059 ポリテク山梨の武市課長からは

「すっかり後姿がサマになっている」

と言われました~~~~!!イェイ!!!!

参加者の皆さんは思い思いに御自分の「ペン立て作り」に熱中夢中。

没頭しまくりでした。

溶接がひとしきり終わってからも、全員ヤスリなどで磨きに磨き、仕上げに余念がありませんでした。

「少しでもイイ物を作りたい」

「納得の行くものを作りたい」

という「マイベスト」を作り上げる為に、工夫をしながら、それをフルに楽しんでやっている、という

非常に「クリエイティブなイイ空気」に会場は包まれておりました。

皆さん、溶接は初めてなのに「モノづくり」にかける集中力・執着(!)が凄かった。

ドミンゴ感服致しました。

さすが「好きで」集まって下さった皆さんです!

「モノづくり」万歳!!!

Dsc03061 シライシさんイイ出来!イイ顔してますよ~~~~。

作り上げる為に神経を集中させ、少し気持ちのイイくらいの疲労感を覚えながら、今回の溶接体験は終了。

終わってみれば、参加者全員が大変満足して下さった、素晴らしいイベントでした。

ドミンゴ嬉しいです。

本当に開催してよかった!!!

是非とも第2弾やりたいですね~~~~!(密かに企画中??!!)

Dsc03066_2 非常に濃密なモノづくりの出逢いでした。

皆様、誠にありがとうございました。

感謝。

Dsc02999