まさかのメリークリスマス
私ね。
落ちるんですよ。
当たり前の様に。
絶対落ちるんですよ。
寝落ち。
ま、お酒飲んじゃったら100%ですね。
でもある一定の年齢に達すると、男はみんなそうなんですよ。
何しろ普段外では大勢の敵と奮闘し、戦い、それでもめげずに働いて働いて、お金を
家に持ち帰り、妻子を養っとる訳ですから!!!!!
でね。
いつも午前3時4時ぐらいまで自室の座椅子にドップリ浸かって寝落ちタイム。
電気点けっぱなし。テレビ流れっ放し。PC作動しっぱなし。暖房ガンガン温めっぱな
し。ボクちゃんスヤスヤ寝っぱなし。
すると奥さんが起きて来て、ガラッと戸を開けて言うんですよ。
「パラダイスですなぁ!!!!」
ヒドイと思いません?
そんな言い方ないと思うんですよね。
ただ無邪気に寝てるだけなのになぁ。
そんでね。
昨日はクリスマスイブ。
世界中がウキウキのウハウハですわ。
ウチでも親戚の大勢のチビッコ達と親達が我が家に集まり、大パーリーでした。
私ね。いつにも増して飲みますよね、お酒。
ゴキゲンですよねグビグビ行っちゃうよね酔っ払うよね。
そしたら一人じゃなくて大勢いても、まさかの寝落ちクリスマスin午後7時30分。
そして。
一体どれほどの時間が流れたのでしょう・・・・・・。
私は大勢の人達の大きな笑い声で目が覚めました。
普段とても優しく面倒を見てくれ、オモシロく、身体が全て「愛」で出来ている、
このドミちゃん叔父さんにこのような仕打ちが待っていようとは!!!
幼児たちと親たちは爆笑し、見れば味方であろう筈の5才の息子もケタケタ腹を抱えて
笑っていました。
悪魔に見えました。
悪魔の集団に見えました。
神が微笑み笑顔溢れる幸せすぎる聖なる夜に悪魔の大殺戮に遭おうとは。
もう誰も信じないし愛さない。
まさかのメリークリスマス。